スーパードクターズ! いま、糖質制限がすごい! [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 人間にとって糖質は必要不可欠の三大栄養素だと思っていた。しかし、糖質を取らなくてもからだの脂肪を分解してできるケトン体で十分補ってしまえるとあった。むしろ、現代人は糖質の取りすぎであり、それがガンや糖尿病など種々の病気に繋がっているという。
    人類の歴史は飢えとの戦いの連続であった。そんな中、稲作が渡来し人口を増やすことに成功した。長い人類の歴史にとって二千年前とはつい最近だ。糖質はすぐにエネルギーとなるからこの頃の労働量と釣り合いが取れていた。しかし、現代ではこのような肉体労働より、デスクワークが増えている。よって糖質が過剰になっていると警鐘を鳴らしているのである。
    野菜や肉類、魚肉をメインとしていくことで、パフォーマンスが上がるという。
    一方でご飯やいも類、麺類、甘いもの、フルーツ、ジャンクフードは控えなくてはならないとある。
    これでは食べるものがない。
    と思ったのだけれど、取りあえずサラダチキンと魚肉ソーセージ(←どうやらこれもダメらしい)、ハンバーグにサラダなどを食べてみることにしている。甘いものがほしいときは生姜紅茶に黒砂糖を入れている(これは独断で)。焼酎は可でビールはNGらしいがもともとお酒は飲まない。
    そういえば元力士の桝の山が185kgから92kgに糖質制限で減量したとあった。これには驚いた。これからボディビルにチャレンジするらしい。どうしても体重が落ちないときは糖質を取らなかったそうだ。
    まさにパラダイムの転換のような話だが、登場するドクターズからかなりのエビデンスがあることを知った。

  • 糖尿病や精神疾患との繋がりは、あまり新しいことはなく再確認程度でしたが、外科手術の部分は私には新しくて興味深い所でした。

    おやつのレシピも載ってますが、どちらかと言えば大人向けなので、糖尿病や高血圧を気にする中高年には参考になりそうです。

  • 糖質制限のガイド本。食事やおやつの事例もあり参考になる。

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著者プロフィール

1947年千葉県生まれ。1965年北海道大学理学部地質学鉱物学科入学。卒業後は国際航業に入社、地質調
査などに従事。その後医師を志し、1973年帝京大学医学部入学。卒業後は小豆沢病院、立川相互病院勤務
を経て、千葉県市原市に宗田マタニティクリニック開院。著書に『楽しくなるお産――自然分娩・母子同室
のすすめ』(桐書房)、共著に『あきらめないで不妊症』(ナツメ社)の他、「母児同室論」(『周産期医学』
東京医学社)、「さりげない医療監視で満足のいく自然分娩を!」(『助産婦雑誌』医学書院)など論文多数。
ビデオ『弟たちの誕生――ある家族の立ち会い出産』(わかば社)も制作。近年はFacebookグループ「糖質制
限」共同代表、「ケトン村」村長。糖尿病妊娠、妊娠糖尿病の糖質制限による管理で成果をあげている。

「2020年 『産科医が教える赤ちゃんのための妊婦食』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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