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Amazon.co.jp ・電子書籍 (253ページ)
みんなの感想まとめ
会計の基礎を理解しつつ、企業の体力や効率性を直感的に見抜く力を養うことに焦点を当てた本です。損益分岐計算や財務諸表の分析を通じて、実務での洞察力を高めるためのトレーニングとして活用できる内容になってい...
感想・レビュー・書評
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2023/07読み始め
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- PLの分析方法として損益分岐点の分析を軸に戦略策定に活用する方法を紹介してくれている。これは非常に面白かった。
- 幾分どうしても古臭さを感じてしまう本の感触ではある、、、いや、いい本だったんだとは思いました。
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- 用語を上から見ていこう。Pは Price のPで「平均単価」の意味。vPは変動費率v( variable ratio) ×Pで「変動単価」の意味。PからvPを引くと1個売るごとのアラ利益mP(付加価値単価) が得られる。ここでmはマージン率のm( marginal ratio) で「付加価値率」を表わす。①~③までが1個当たりの内訳を表わしている。 次にQは Quantity のQで売上個数。1個当たりのP,vP,mPにQを掛けると売上高PQ,変動費vPQ,付加価値mPQが得られる。PQからvPQを引いたのこりがmPQで,これが固定費を回収する。このmPQから固定費F( Fixed Cost) を差し引くと利益G( Gain) が得られる。これがSTRACの7つ道具である。
- mPQ=F。(付加価値と固定費が等しい) ──これがSTRACにおける損益分岐点の公式である。 すなわち“採算の眼”とは,単に収益対費用で見るのでなく,費用を変動費と固定費に分解して,付加価値対固定費の関係に直して見る眼であり,mPQ=Fは,その両者が等しくなる点を表わしている。
- 損益分岐点比率の公式は,F/mPQである。“回収すべきF”をmPQがどれだけ回収し,どれだけ上回わったか?という採算効率そのものを表わす。 その意味は,F/mPQが100%以上ある場合は“今の何倍売れ”という『売上必要倍率』を表わし,100%以下ならば“損益分岐点の現在位置はここだ,安全水域まであと何%下げよ”という戦略的位置を表わす。また,F/mPQは付加価値のうち何%が固定費にいき,何%が利益にいっているかという付加価値固定費分配率だ。
- 採算のこの定義から,今度は2つの経営戦略が導き出される。 (1) 付加価値mPQアップ戦略(mPQ↗戦略) (2) 固定費Fダウン戦略(F↘戦略) である。
- mPQ↗戦略はmPQ=mP×QであるからmP↗×Q↗の戦略に展開される。さらにmP=P-vPであるからmP↗の戦略はPの戦略とvP↘の戦略に展開される。こうして各要素の戦略を総合してmPQ総額の最大化をはかる。 -
勝間さん推薦
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経理関係の本を何冊読んでもいまいち分かった気にならなかった「固定費の回収」について、参考書とは別視点からとても分かりやすく説明されていて、理解を助けられた。
経理の参考書と併読に向いた、良い本。
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