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Amazon.co.jp ・電子書籍 (243ページ)
感想・レビュー・書評
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※「紙の本」「本」のカテゴリーが無かったので、やむなく「電子書籍」で登録します(・_・;
(以下、レビュー)
宝箱を見せてもらっているみたいで、読み切るのがもったいなかった。ちびちび楽しむ方がより長いあいだ多幸感に浸れるし、読後もこのトキメキをそっとしまっておきたくなる。
著者の松岡氏と野瀬氏はライターとフォトグラファー。2009年からインドに足繁く通い、取材や雑貨類の買付け・販売を行なっている。本書はそうした雑貨類の紹介に加え、2人にとって馴染みの店が都市ごとに軒を連ねている。
料理に雑貨・ヨガやアーユルヴェーダと、インドは随分と我々の生活に定着してきた。そのせいか単語に対する注釈や解説がいささか少ない気がしたが、これも「100%インドを楽しむためには基礎用語くらいインプットしておかないと」という両氏からのちょっとした試練だと思うことに…!
個人的にアガったのは、テキスタイルと書店紹介のページ!
裁縫技術が壊滅的なくせに、普段アンティークショップに入ると古布といった布製品に釘付けになってしまう。本書も例外ではなく、ジャイプールのブロックプリント(模様の彫られた木のブロックでスタンプのように布を染める技法)が色鮮やかでありながらどこか素朴で、眺めているだけでも気持ちがほぐれた。イギリスの産業革命以前は、インドの繊維製品が世界屈指の人気を誇っていたからこう簡単に癒されるのも無理はないか。
松岡氏行きつけの書店には凄腕書店員さんがいるらしい。客が買った本を記憶しており、次回入店した際は客の好みに合ったオススメ本を紹介してくれる。ラインナップ紹介は大型本中心だったが、テキスタイル図鑑がめちゃくちゃそそられた…
そしてそして!タラブックスについて6ページも割いてくれていた!以前読んだ『タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる』に色々書いたので割愛するが、書店員さんも「この出版社の本はすばらしい」とイチオシ。ここもまた、インドの宝なのかもしれない。
大好きなチャイも奥が深く、北部と南部で製法が違う。
というか南インドはコーヒーの方がポピュラーで、コーヒー屋が断然多いという。(インドは世界第6位のコーヒー生産国。そういえば『大人のためのコーヒー絵本』にもインドのことが書いてあった…!) ハワイにもコナコーヒーとかあるし、常夏の気候とは相性抜群なのかな?(やや紅茶派なのでよく分かっていない…笑)
最終章には「旅の基礎知識」という名の旅のしおりがある。タミル語のフレーズまで載っけてくれているのが個人的に嬉しい笑
ヒト・モノ・コト越しに見たインドのガイド本。何も持ち帰れなくても、きっと値打ちのある旅になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
インド旅行のための事前知識として。インドの人々が持つエネルギーや、歴史ある文化を感じさせる日用品の数々。自分はラジャスターン地方を訪れたので、テキスタイルが特に興味深かった。オススメのお店・ホテルなども紹介されており、またインドに行く際は手に携えていきたいなと思えた一冊。
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