新百日百首

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  • 『百日百首』の画像を大きく鮮明につくりかえ、本文の書体をすべて著者オリジナル書体に変えた改訂版。(内容は『百日百首』と同じ)流れるような美しい筆文字で 書かれた短歌 人間を深く洞察しなければ 決して詠み得ない 人生の機微を深く抉った鋭い感覚 情景を捉える優れた力量を この一冊は豊かに示す --------------川添 英一(かわぞえ えいいち) プロフィール一九五一(昭和二十六)年二月十日 福岡県上秋月生まれ。幼少時より父に書を学ぶ。中学校時代に書作品で『中国大使館賞』を受賞。福岡県立八幡高校、奈良教育大学特設書道科卒。書は漢字を小坂奇石、仮名を谷辺橘南に師事。大学では乾鍵堂、天石東村、平田華邑、宮崎紫光、梅舒適、田中塊堂、沖六鵬などの教鞭を受けた。森田子龍とも交流。大学在学時から塔(高安国世主宰)に入会、編集。一九七二年には歌集『夭折』(構造社)刊。七十四年には早瀬譲、米田登らといばらき短歌会を創設。現代短歌七十四に参加。永田和宏、池本一郎と共に『塔の第三の新鋭』と紹介される。『坂田博義歌集』(塔発行所)編集。七十六年には安宅夏夫、栗木京子らと共に現代歌人集会シンポジウム『わが作歌信条』に参加。七十七年、歌集『夜の大樹を』以降、歌壇より決別。京都龍安寺境内塔頭大珠院にて、盛永宗興老師の許、参禅の修行に入る。動く禅といわれる合気道に興味を抱き、北海道網走在住の武田時宗(植芝盛平の師の武田惣角の子息)宗家と交流、八十二年より四年間、宗家に内弟子として私淑する傍ら、網走第二中学に赴任、流氷に感動し、北海道の自然に触れる。一時、塔に復帰し八十六年には第三十二回角川短歌賞候補に(短歌賞は俵万智)。九十八年より手作りの個人誌『流氷記』を刊行。以降六十二号まで続いている。その間、阿川弘之、北杜夫、藤本義一、田辺聖子、落合恵子、島田陽子、畑中圭一、三浦光世等の支持を得た。九十九年には写真家津田洋甫写真集「ふゆいろ」に参加。二〇〇〇年には『わたしの流氷』(菊地慶一編集)に参加。〇三年三月二十八日には朝日新聞『折々のうた』(大岡信)に『流氷記』とその歌が紹介される。〇四年文庫版『流氷記』(新葉館出版)刊。〇八年に父が亡くなり、父の書作品集『一を貫く』手本集『明月素光を流す』(新葉館出版)刊。〇九年には『優美書体』十五書体フォント(スキルインフォメーションズ株式会社)を刊行、年末の年賀状本の付録などでも使われるようになる。それらをきっかけに歌を筆で書くようになり、十六年の五月八日よりフェイスブックに毎日歌を投稿して、『日日百首 壱』(新葉館出版)を刊行。この『百日百首』(夢叶舎)はその続編『胸躍百首』の後に、『新・百日百首』として再刊し、より見やすく美しく自分らしい一冊に仕上がった。

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