新八犬伝 結 (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
4.00
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 2
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (277ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2018/12/17読了。
    面白かった!犬塚信乃が琉球へ渡って大活躍など驚愕の展開もあったが、おかげで原作を読んだ僕でも先が読めずに楽しんで読めた。ちなみに琉球編は人形劇の人気が出て放映期間が延長されたために追加されたプロットだったと、巻末の京極夏彦の解説で知った。ネタ元は同じ馬琴の『椿説弓張月』だから、やっぱりこれは分かってる人が原作を換骨奪胎した、もう一つの八犬伝だ。

    追記
    正月に顔を合わせるなり、甥はあいさつもそこそこに「八犬伝おもしろかった!」と言ってきた。やはり本書を選んで正解だった。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1959年のNHK『ピエロが泣いた』でテレビのシナリオ作家としてデビュー。1971年、筒井康隆の『時をかける少女』を原作の少年ドラマシリーズ第一作『タイム・トラベラー』が好評を博す。その後、オリジナル続編を執筆し、自身で『続・時をかける少女』として小説化。ついで1973年、NHK人形劇『新八犬伝』のシナリオを担当、これが大ヒットとなる。1977年にはNHK時代ドラマ『鳴門秘帖』、1979年人形劇『プリンプリン物語』のシナリオを担当、『ラーマーヤナ』。SF的発想と独自の楽屋落ちに才腕を揮ったが、58歳で死去。

「2017年 『新八犬伝 結』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石山透の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×