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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4589921405195
感想・レビュー・書評
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フレッチャーは狂気染みた教師だが、
学生のアンドリューの狂気も大概です。
最後はお互いの狂気の闘いになり、二人の何かが共鳴して突き抜けた感じ。
ジャズだからこそのアドリブ、狂気なのか狂喜なのか線引きがぼんやりした演奏になるのですね。
マイルズ・テラー、J.Kシモンズの演技に圧倒された。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とにかく熱い。
ニーマン(マイルズ・テラー )は名門シェーファー音楽学院に合格し、ドラマーとしての極みを目指して熱く自らを鍛えあげていく純真な若者、そんな彼は厳しい指導と一流のプレイヤーを育て上げることで有名なフレッチャー(J・K・シモンズ)にスカウトされ、目をかけられ愛の鞭ともとれる様々な試練をあてがわれる。この両者の姿は『愛と青春の旅立ち』や『巨人の星』でもお馴染みの、夢を持って自分の将来をかけている若者に、一流への奥義に誘う試練を与え続けている師匠との師弟の関係として眺められる。
しかし、ニーマンが怪我をして傷だらけの姿で音楽学院の大事な演奏競技会場会場になんとか到着したというのに、このときのフレッチャーの態度が、『鬼軍曹だけど実は愛の鞭を振るう良き師匠』という私の勝手な期待からズレ始めていく。
そして、怪我をおして無理やりドラムを叩いて、競技で音楽学院の優勝を取り逃し、フレッチャーの顔を潰したことで音楽学院を退学にまでさせられていく。そんな自暴自棄になっていたニーマンにまたもやフレッチャーが違う楽団へドラマーとして参加して競技に出ることを誘う。
そこからはネタバレになるから言わないが、この2人の関係というか、闘争というかが凄い。
ニーマン、フレッチャーの人物設定が巧みで、ついつい最後まで引き込まれてしまう。
これは観る者がそれぞれの理解や感想を持ちうる映画だと思う。そんななかで、あえて私の観かたを言わして貰えば、フレッチャーは星一徹とは違う、むしろ厳しい競争社会にいるリアルな上司の姿に近い。
『部下を育てるのは、そのチームなり、組織なりのため、そしてその先にある自分の利益、名誉のため。その結果で部下が育てばめでたしめでたし、俺の名誉にも箔がつく。でも、そこに至らなければそれまでのこと。あとは知ったこっちゃない。俺は次なる金の玉子を探して育てていくだけさ』といった現実感。
この映画は物語としての優しさを与えてくれないから、ラストシーンを見つめているときの感情が複雑になっているのが自分でもわかる。
もうひとつこの映画を観ながら考えたのは、人は勝手に自分の期待で先のストーリーを作って映画を観ているということだ、だからそれが裏切られると強い感情が湧き、映像が伝える感情にさらなる増幅をもたらすということもあらためて感じた。
マイルズ・テラー
J・K・シモンズ
素晴らしい演技だった。
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最近、中3の娘がドラムに興味があるようで、棒でドラムに見立てたモノを叩くのでうるさい。が、私もその頃ドラマーに憧れて同じような事をしていたのを思い出す。
音楽学校に通い、一流の音楽隊の中でのドラマーの位置を確立するために努力する主人公。
トップのバンドを指揮する先生に見初められ、そのバンドに入るが、罵詈雑言を浴びせられながら、ライバルとともに、手に血を流しながら練習する主人公。
先生の主張としては「褒めてもそこで満足してしまう、一流のプレイヤーを育てるためにはこのやり方が必要なのだ」と。
そういう意見を持つ人がいるのは分かるが、私はそれが万人にベストな方法ではないと考える。ので、見ていて辛いし、出演者も皆トゲがありすぎて後味悪し。勢いはありガーッと見せる映画ではある。 -
ラストは本当に感動。
なんというか、新しいタイプの感動。
ただ「演奏に感動」したではない。
演奏はもちろん素晴らしかったけど。
ストーリーと俳優の演技が素晴らしかった。 -
>「チャーリー・パーカーは、ジョー・ジョーンズにシンバルを投げつけられたから、“バード”になれたのだよ」
いやはや、これじゃあ、ジャズ映画というよりも、バトル映画だよ。
師弟関係である主人公アンドリュー・ニーマンと指導者フレッシャーとの個性が激しくビートし合う。そしてラストでは、フレッシャーにぶつけるかのようにキャラバンのドラムソロをアンドリューが演奏する。
しかし自分でも意外だが、映画を見終わったあと、私は別の映画のことが思い浮かんだ。しかも日本映画で!
その映画とは『蒲田行進曲』。
大スター俳優の銀ちゃんが女優に手を付けて妊娠させ、無名の大部屋俳優ヤスに一方的に世話その他諸々を押し付ける。時に理不尽に、時に暴力的にヤスに当たる銀ちゃんとヤスとの関係は、今で言うハラスメントの一言でくくり切れない微妙さと複雑さで描かれている。つまり、ヤスが銀ちゃんを見る目が被虐から異なるものへ、そして銀ちゃんがヤスを見る目も加虐から異なるものへと変化していくのである。
そして、この映画の山場がキャラバンの演奏でのアンドリューのドラムソロならば、蒲田行進曲の山場は、銀ちゃんが背中をカメラに向けたヤスを袈裟懸けに斬り、ヤスが階段を転がり落ちる「階段落ち」の場面だ。
先に “異なるもの”と書いたけれど、これをわかりやすく言おうとしたときに「愛」と呼ぶのに抵抗があるのならば(性愛ではないため)、友愛と呼べばわかりやすいのだろうか?
アンドリューとフレッシャーにしろ、銀ちゃんとヤスにしろ、2人の関係は、既存の言葉では言い表すのが難しい。それに、見た目のやり取りに、お互いの本心がストレートに反映されていないので、その関係性を正確に追跡し可視化するのも難しい。そういう点で、この映画も蒲田行進曲も、微妙な2人の関係性の変化をビジュアル化し、エンタテイメント化に成功しているからヒットしたのだと私は思った。 -
り:あれはちょっと可哀想だと思った ←ごもっとも!!!
うーん。。。。辛いだけ、の先生ってのは・・・・り、と一緒に見て、刺激が若い人には強すぎたのではないかと思う程・・上の人たちは好きそう。
日本の軍国主義みたい。アメリカ(の頂点)と日本は通じるものがあるよね。私それ嫌いだけど…
今の腑抜けた世の中がいいのか、と言えばそうではないかもしれないけど、
あんなに罵詈雑言を浴びせられて、特別に見た目や出自などをおちょくる意地悪と嫌味。気持ちを奮い立たせようと言うつもりなのだ、というのはわかったけど、最後にAndyだっけ?Andrewだっけ?がそれを受け取って開花しました、ってのもなんかカッコいい様に見えるけど、
うーん、どうかなー…感が消えないっていうか。
激しすぎて。
Jazzもそんな好きじゃないしね。
いろんな所で参照されるのはよくわかった。けど、日本の鬼達にはもうだいぶ愛があった気がした。
少なくとも私が生きた時代には。
戦時中や戦後は実際にこんなだったのかな?今70aboveくらいの人には共感を得るの?
私は、そんなに頑張って、頑張って、1番になって、どうするのだ?
今を楽しまなくて、どうするのだ?
どこへ行くのだ?
そんなに自分を追い詰めて、何を目指しているのだ?
それやあれを目指しているんだろうけれども…人並みでいいから、自分が毎日幸せだなぁって思う人生を、選んでしまった後だからかな。
頑張って、頑張って、頑張った時代があった。自分を追い詰めて、必死になった事もあった。でもそれでは達成できないし、sustainableではないと思ったんだ。
幸せに、楽しく、面白おかしく生きないとね?
多分、この映画はアカデミー3つもとって、すごいんだろう、すごい映画だとは思うけど、好きではないです! -
音楽とかダンスとかを実際に若い頃に思いっきりやっていたことがある人ならわかるはず。
やればやるほど「少しずつ」上達するも1日練習を怠れば3日分後退する。周りは仲間のようで実際はライバル。コーチは鬼でありながらホンモノの鬼ならば天国への案内人であり唯一の共犯者になる。
マイルズ・テラーさんて『トップガン マーヴェリック』の華のないお兄ちゃんだと思っていたけれど、こういうド根性モノを普通っぽくリアルに見せてくれる役者さんなんですね。
何かに思いっきりのめり込めるって凄いことだけど、今は宝塚なんかも含めて色々と根性教育は難しいんだろうねぇ…
生徒と鬼教師を超えた二人の最後の音楽に魅入られた闇を知っている者同士の笑顔が良かったです。 -
苦悩は人を苦しめたらとんするがそれを越えた先に見える景色は当人しか分からないしそれは時としてエゴとしても狂気として映る。だが、追い詰められた先、滲んだ先にあるラストの景色は美しい。
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良い。
構成が良すぎる。始まり方も終わり方も良い。ストーリーがどうこうというより、映像としての完成度が物凄く高い。
あと先生の悪口のレパートリーが面白すぎる。私も語彙力の高い悪口が言いたい。 -
まぁしかしこの緊張感がスゴイ。大体においてジャズというのが緊張感あるというか音楽の練習の世界に入るとクラシックだろうとロックだろうとみんなスポ根の世界だよね。昭和かよ、っていうかタッチで後から入ってきたヒゲの監督みたいな。
まぁ確かに今時こういうのは流行らんだろうしすぐに裁判だってのもあるけど、音楽の世界で怪物を目指すならここまでやらないとなのかね。
まぁごたくはさておき、とりあえず音楽好きなら見てもいーじゃないのと思うわけですよ。 -
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ブートキャンプだ
が、予定調和でないのがよき
エンドロールにつながるラスト、
これしかないと思わせる秀逸 -
ジャズやロックといった
音楽好きならきっと楽しい
演奏シーンが迫力あり
引き込まれた -
うーん、昔ながらの親方と徒弟みたいな感じ。そういう意味では、日本風。ただし戦前の。
日本の親方が違うところは、一切弁明をしないことだ。もっとエゴイスティックで冷酷な感じがする。
そういう意味では、この親方は徒弟に理解を求める中途半端さがある。ベストオブベストを育てるつもりなら、これはいらなかったんじゃないか。
テンポがどうのこうのというのは音楽学校には合っているかもしれないが、ジャズにはどうなんだろう?もっとグルーブというかノリが大事なんじゃね?
暴走するドラマーを鬼軍曹が容認するラストも、なんかポリシーが一貫してなくね?結局、この鬼軍曹はどんな音楽を演りたかったの?っていう。
まあ予定調和なんだからいいか。音楽はよかったです。 -
最高。
教師が結局ただのク○野郎だったってのはちょっとアレだけど。そのせいで★3個ダウン。
そこに信頼は1ミリもなく、ただ激し過ぎる憎しみしかなかった。でも。
音楽があればもうそんなことはどうでもいいのよ。 -
なんだったんだ?
自ら掴み取るもの、その意志はあるか?
でも、あんな風にはならないよ… -
これぞ体育会系映画!W主演といってもいいでしょう。ニーマンとフレッチャーの狂気と才能が交差していく。音楽院で一流の音楽家を目指すニーマンと、スパルタ?の域を超え、母校の狂気的指導と同じ教師フレッチャーの戦いがひたすら続くのですが…
「セッション」
https://www.youtube.com/watch?v=mZjUEIV2Ru4
正直よく解らない…これが憎しみ合っているのかそれとも目に見えない共感と信頼があるのか最後のセッションを見てもどちらとも言えない。ただ、一つ言えるのは傲慢と傲慢のぶつかり合いは最初から最後までといった感じです。
フレッチャーのJ・K・シモンズは戦争映画合ってそう~なんて思ったのですが、意外と1作品だけなんですねw -
ジャンプ漫画でありそうな話し。こんなプロセスで生み出される音楽を肯定したい気持ちと否定したい気持ちの両方あるなぁ。
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面白かったー!でも鬼コーチと狂気の教え子で、スパイス効きすぎで、お腹いっぱいなので、おかわりはいないですね。当分の間は
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