傷つきやすい人のための 図太くなれる禅思考 [Kindle]

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  • 文響社
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  • ただの人として生きるということ。「立つ、歩く、坐る」毎日の何気ない行動から意識する。不躾に言えば地味。しかしその積み重ねが流されない自分を作る。そんな日々の心構えが書かれた良書。


    個人的には「悟無好悪(さとればこうなおし)」という言葉に感銘を受けた。あるがままをそのままに認めれば、好きも嫌いもない。嫌いだ、合わないと感じるのは自分の方に「こうであって欲しい」という相手への思惑があるからである。しかし他人を自分が望むような人に変えることなどどだい無理な話。ならばそのまま認めてしまったらいい。そのほうがずっと楽。揺るがない自分をもちつつ、自分のやるべきことをやって、相手と距離をとる。

    とりあえず、心乱れたら丹田で深呼吸することを心がけよう。

  • <感想>
    禅思考、ということで、仏教哲学を平易に説いた内容を期待。ここ一年で禅的な考え方の本を数冊ほど読了。肯定とかポジティブとか自分を奮い立たせるような考え方に疲れていたので、禅の「在る」だけという考え方がしっくりきていた。現代的な自己啓発本に疲れていた自分には、「わからなければ、放っておく」といった投げやりともいえる自然体に救われる思いがした。

    そういうわけで本書を読んだ。
    これまで読んだ類書と重なる部分も多かったが、4ページで一括りのコンパクトさが気軽で良かった。ちょっとした隙間時間に少しだけ知識が増えるお得感。

    <アンダーライン>
    ★★★「動くと何かが始まる」という体感
    ★★★一行三昧
    ★★★結果はあくまであとからついてくるものであって、けっして自分から求めるものではない
    ★★★★失敗への恐れの妙薬は「開き直り」
    ★★★★★わからなければ、放っておく
    ★★★仏教でいう「苦」がまさにそれです。思い通りにならないことを、思い通りにしようとするところに、悩み、苦しみが生まれる。それがお釈迦様の教えです。
    ★★★★牡丹を植えたのは楽しむためで、怒るためではない
    ★★★★悩みさえありがたい
    ★★★大切なのはその思いをその場に置いてくること、その場で断ち切ってしまうこと

    ★★★★★悟無好悪(悟れば好悪なし)
    ★★★★★前後裁断
    ★★★★★できないことはできない
    ★★★★★実力にみあった責任だけを取ればいい
    ★★★★★反省はピンポイントでいい

    ★★★結界を作る
    ★★★人は「すぎる」ことで辛くなったり、苦しくなったりする
    ★★★見切る

    ★★★★★究極の図太さとは、「ただの人」として生きること

  • 禅の思考は素晴らしいと思う。しかし、図太くなれる生き方などが書かれているが、書かれている内容は理想的すぎて実践することが難しい印象であった。

  • Kindleにて読了。

    禅をベースにした心の在り方についてまとめた本。

    お寺で講話を受けているような心地良さで読み進められた。
    全てをありがたいと受け取る感謝の心を持つというところに深く共感した。

    坐禅は一度しか経験がないが、終わった後は心が洗われたような感覚になったのを思い出した。
    また機会をみて坐禅を組みに行きたいと思った。

  • 内容はともかく、これは禅なのか?

  • 読んだことないはずなのに、どこかで読んだ話があるような…と思って、読後に調べてみたら「心配事の9割はおこらない」の著者さんだったようで。心配事のーを読んだことがある方なら「あぁ!」と思う内容だと思われます。

  • ・枯高:枯れ長けて強い ただ人としてどう生きるか。それで人生は決まる
    ・任運自在:ご縁は自分らしく生きた延長線上にある
    ・即今、当処、自己:とにかくやるしかない
    ・前後際断:いまをただ生きる
    ・和顔:和やかな顔
    ・一掃除 二信心
    ・知足:足るを知る
    ・七走一座

  • 人と比べることは全く持って意味がない
    この人はこういう人なんだなってありのままのその人を認める
    相手の怒りには取り合わない
    自分の実力に見合った責任しか取らなくて良い
    噂やデマはいつも通りで対処する

  • 読んでよかったと思う箇所が多すぎて記録にまとめられない。

    「このように行動したらもっと楽しく気楽に生きることができる」という、「このように」がたくさん書かれている。

    そう、そういう風に行動したらいいのはわかってるけど行動に移せないんだよなあ、、、という気持ちで読み進めた。

    行動に移すのが難しくても、今後くよくよした時に思い出したい言葉が散りばめられていてよかった。

    この本を読んだ後に、同じ内容を科学的な裏付けを含んで確認できる機会があった。その時の記憶への残りやすさが半端じゃなかった。
    哲学的な話も好きだけど、自分的には科学的に根拠がないと行動に移すのは難しいな、と実感するまでの一連の流れを経験しました。

  • 全ては自分の中にあるということですね。
    しがみついている全てのものから手を放し、自分の中に帰っていく。
    今だけをみつめて生きる。
    そして深呼吸です。

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著者プロフィール

1953年、神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。大学卒業後、大本山總持寺で修行。禅の思想と日本の伝統文化に根ざした「禅の庭」の創作活動を行ない、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。また、2006年「ニューズウィーク」誌日本版にて「世界が尊敬する日本人100人」にも選出される。近年は執筆や講演活動も積極的に行う。
主な著書に、『こども 禅の言葉』(エイ出版社)、『「動じない」心のコツ』(世界文化社)、『図太くなれる禅思考』(文響社)、『心配事の9割は起こらない』(ともに三笠書房)など多数。

「2021年 『こども仏教』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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