脳にいい勉強法 [Kindle]

  • 2017年5月17日発売
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みんなの感想まとめ

知識を深めることで見えないものが見えるようになり、思考の幅が広がることをテーマにしています。特に、スコトーマという概念を通じて、自分の視野を狭めている無意識のバイアスを取り除く方法が紹介されています。...

感想・レビュー・書評

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  • アンリミテッドで読了。

    久々の苫米地本でモチベーションが上がった。脳の高速化と並行化、どちらもやってみたいが難しそう。然し音楽を二つ流すことが訓練になるとの事。これならできそうだ。

    下記にハイライトした個所をコピペ:

    31 個のハイライト | 3 個のメモ

    黄色のハイライト | 位置: 348
    フランス人の彼らは風鈴というものを知りませんでした。その姿を見たこともなければ、音を聞いたこともありませんでした。風鈴に関する知識はゼロ。知識がゼロというよりは、風鈴という概念そのものが彼らにはなかったわけです。 実は人間は知識がないと認識することができません。


    黄色のハイライト | 位置: 351
    脳が新しいことを覚える際には必ず、すでに持っている知識との関連で覚えます。ゆえに、知識が多いほうが、新しいことを認識する際、圧倒的に有利なのです。


    黄色のハイライト | 位置: 494
    スコトーマを減らす第一の方法は「知識を増やすこと」です。すでに述べたように、人は知らないものは認識できません。新しいことを認識しようとするとき、それまでに持っている知識を利用して認識しますから、利用できる知識があまりにも少なすぎると認識そのものができないのです。


    黄色のハイライト | 位置: 498
    ここで、スコトーマは知識によって生まれるのだから、スコトーマを減らすために知識を増やしたらさらにスコトーマが増えるのではないかというジレンマに陥ることもすでに述べました。 つまり、「認識力アップの前提として知識は必要だが、同時にスコトーマを増やすことになるので、それだけでは不十分である」ということになります。


    黄色のハイライト | 位置: 525
    過去の同じ出来事なのに、現在が変わるとその評価が一八〇度変わってしまうわけです。これが過去は現在が決めているという典型的な例です。つまり、現在が因で過去が果なわけです。 だとすれば、現在とは未来にとっての過去ですから、現在の評価は未来が決めることになります。過去はたださらに遠い過去へと過ぎ去るのみです。 こうした見方ができると、過去にこだわってうだうだと悩むことが無駄なことだと思えるようになります。


    黄色のハイライト | 位置: 719
    私は「理解力とは抽象化能力である」と考えます。言い換えると、「知らないものを見て、それをすでに知っているパターンと照らし合わせて、同じパターンを見出せる能力」です。


    黄色のハイライト | 位置: 790
    冷蔵庫の食材を見て、「これとこれとこれを使えばこんな料理ができそうだ」と考えたり、「これとこれとこれで味付けをすればこんなおいしい味になりそうだ」と考えたり、「これとこれとこれをこんなふうに盛り付ければこんなきれいな盛り付けになりそうだ」と考えたりすることが、ゲシュタルト能力の強化訓練になるのです。


    黄色のハイライト | 位置: 801
    このとき、行き当たりばったりで適当にやるのではなく、必ず「こういうものをつくるんだ」というゴールを設定してからつくるようにしましよう。


    黄色のハイライト | 位置: 804
    料理の良いところはほぼ毎日続けることができる点です。しかも、訓練という意識なしに自然と理解力のパワーを身につけることができます。


    黄色のハイライト | 位置: 810
    実は脳を使うことも運動です。抽象思考をするとき、脳内にドーパミンという物質が分泌されますが、このドーパミンは運動系の脳内物質です。


    黄色のハイライト | 位置: 937
    では、ひらめき能力はどのようにすれば身につくのでしょうか。 残念ながら、これも一朝一夕に身につくものではありません。しかも、マニュアル的に「こうすれば能力がつく」というものもありません。 ただし、「これをしないと絶対に能力がつかない」というものはいくつかあります。 まず、ある程度の知識がないとひらめきは起こりません。


    黄色のハイライト | 位置: 964
    いま、必ずひらめくマニュアルはないと書きましたが、私は「リラックスした脳の状態」をつくることができれば、かなりの高確率で誰でもひらめきが起こると考えています。


    黄色のハイライト | 位置: 980
    脳がリラックスした状態をつくれると脳の前頭前野にドーパミンが分泌されます。卵が先かニワトリが先かではないですが、ドーパミンが出せれば脳をリラックスさせられることになります。


    黄色のハイライト | 位置: 1,013
    興味がないか自分の理解を超える情報を入力されると脳は自分を守ろうとして情報をシャットアウトしてしまうのです。


    黄色のハイライト | 位置: 1,146
    英語の文章を覚える場合でも同様です。文章を頭から唱えるのではなく、常に先を予想して確認しながら覚えます。間違えたら、「しまった、間違えた」と思えば海馬が記憶すべき情報として残してくれます。正解ならすでに覚えているので問題ありません。 脳は間違えたものを覚える。これを知っているだけで、かなり記憶力がアップするに違いありません。間違いをすることを恐れず、むしろ「間違い」こそ覚えられるチャンスだと捉えましょう。


    黄色のハイライト | 位置: 1,301
    よく自己啓発系の本には「未来のなりたい自分の姿をリアルに思い浮かべましよう」などと書かれています。ですが、正しくは「未来のなりたい自分から逆算した現在のあるべき自分の姿をリアルに思い浮かべましょう」なのです。


    黄色のハイライト | 位置: 1,314
    現在のあるべき姿なら、現実の自分とすぐに比較ができますから、そのギャップにイヤでも気づいてしまいます。このギャップに気づくことがモチベーションアップのからくりなのです。 このギャップが大きければ大きいほど、モチベーションも高くなります。設定温度と現在の温度との差が大きいほど、サーモスタットのパワーが増すのと同じ原理です。

    メモギャップに気付いてモチベーションアップ。わたしのばあいは、もっと早くたくさんの本を読むこと。

    黄色のハイライト | 位置: 1,397
    なぜ、教科書をひととおり全部読んでしまうのがいいのかと言いますと、ひとつはそれによって授業そのものがすべて復習になるということです。


    黄色のハイライト | 位置: 1,402
    もうひとつの理由は、教科書の順番というのは教える側に都合が良いように並んでいるだけであって、学ぶ側にとっては必ずしも良い順番になっているわけではないということがあります。 つまり、実はもっと先に書いてあることをわかっていたほうが理解しやすいということが往々にしてありうるのです。


    黄色のハイライト | 位置: 1,523
    また、我が家の例ですが、あるとき子どもが「どうしてみんな赤信号で止まるの?」と私に質問しました。私は「わからない」と答えました。そして、「どうしてか教えてよ」と質問し返したのです。 子どもはいろいろな仮説を自由に立てて、面白い説明をしてくれました。 子どもには「こうである」とか「こうしなさい」と教えるのではなく、「どうだと思うか」「どうすべきだと思うか」と問いかけましょう。


    黄色のハイライト | 位置: 1,535
    疑問を抱かせて、その答えを自分で推理させる。これが子どもが親の押し付けから逃れて、本当の自己実現をするための一番のトレーニングになるのです。


    黄色のハイライト | 位置: 1,721
    混乱したら思考をやめる、オーバーロードはする寸前の状態をキープする。これが基本です。


    黄色のハイライト | 位置: 1,751
    ある年齢を超えて、集中力を発揮するためには、一度やると決めたこと、一度選んだテキスト、一度選んだ先生にできるだけ疑念を抱かずに、子どものように素直に従ってやってみることに尽きます。


    黄色のハイライト | 位置: 1,767
    では、なぜあっという間に時間が過ぎてしまうのでしょうか。それは、あっという間に時間を過ごす技を人間の脳が身につけているからです。それは脳をストップさせてしまうという技です。ボーツとしている、あるいは寝ているのと同じ状態です。


    黄色のハイライト | 位置: 1,939
    正しい睡眠といっても、特別なことではありません。昼間に太陽光を浴びて適度な運動をすることによって、夜、自然な形でメラトニンを出して(メラトニンが出ると眠くなります)眠るのが正しい睡眠です。


    黄色のハイライト | 位置: 1,942
    では、正しくない睡眠とはどういうものでしょうか。よくある例で言えば、寝酒をして寝る睡眠です。あるいは、睡眠薬を飲んでの睡眠も同様です。 記憶に関して言えば、レム睡眠といわれる浅い睡眠のとき、寝ているにもかかわらず眼球がピコピコと動くわけですが、あれは海馬が記憶の整理をしていて、そのときに電気信号が発生して近くの視神経にまで電流が流れてしまうからだと言われています。こうした脳の活動を、アルコールや睡眠薬は無理やり抑え込んでしまうのです。


    黄色のハイライト | 位置: 1,981
    ひとつのことばかり考えてしまうと他のことが考えられなくなるというのは、脳の抽象度が低い証拠です。


    黄色のハイライト | 位置: 1,986
    並列処理の訓練には第3章で見た複数のゲームを同時にやるというもの以外にも、例えば、複数の音楽を同時に聴くというものがあります。最初は聴きづらいと感じるかもしれませんが、慣れてくるとちゃんと別々の音楽を同時に聴くことができるようになります。2曲でできるようになったら、3曲、4曲と増やしていくとよいでしょう。


    黄色のハイライト | 位置: 2,002
    情報処理能力をアップさせるという意味では、並列処理ではなく直列処理のまま、クロックスピードを上げるという方法もあります。これはそれほど抽象度を高めなくても、単にスピードを速くするだけでできます。いろいろなものを普通の30倍速くらいで処理するのです。 例えば、私はメジャーリーグのテレビ中継を見る場合、ビデオに録って、あとで30倍速で再生して見ます。

    メモ動画の視聴も再生速度は上げて見るべし!

    黄色のハイライト | 位置: 2,018
    並列処理はパソコンで言えば、1個だったCPUをデュアルCPUに変えるようなものです。クロックスピードのアップは文字どおり、CPUの処理速度を上げることに相当します。


    黄色のハイライト | 位置: 2,021
    直列のクロックスピードのアップと並列の情報処理とを同時に採用して、同時に三つのことを30倍速で情報処理すると、それまでの90倍速く情報処理できることになります。単純に言えば、1年が90年分になるというわけです。寿命が90倍延びたのと同じです。

    Nバックはこれの訓練になりそう。

  • 知識があるとスコトーマができるからスコトーマをはずすために知識をつけよう。

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著者プロフィール

1959年生まれ。認知科学者。コグニティブリサーチラボ株式会社CEO兼基礎研究所長。カーネギーメロン大学CyLabフェロー、ジョージメイソン大学C5I研究教授、UNIDO(国際連合工業開発機関)次世代型人道的地雷保護プロジェクト代表などを歴任。

13歳で米国の大学数学を履修し、上智大学卒業後、フルブライト留学生としてイェール大学大学院で「人工知能の父」ロジャー・シャンクに師事。その後、カーネギーメロン大学大学院にて日本人初の計算言語学博士号(Ph.D.)を取得。世界初の音声通訳システム開発や、生成AIの先駆けとなる研究で知られる。また、2007年には「認知戦(Cognitive Warfare)」の概念を提唱し、米国初の専任教授として安全保障・認知領域の研究を牽引している。一方で、コーチング元祖ルー・タイスの晩年には、その右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「TPIE」「PX2」「TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。

「2026年 『夢が叶う!人生が丸ごと変わる クォンタム・ジャーナル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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