タンジェリン [DVD]

監督 : ショーン・ベイカー 
出演 : キタナ・キキ・ロドリゲス  マイヤ・テイラー  カレン・カラグリアン  ミッキー・オヘイガン  アラ・トゥマニアン  ジェームズ・ランソン 
  • TCエンタテインメント
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感想 : 4
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4562227884352

感想・レビュー・書評

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  • クリスマスの朝、ロサンゼルスのしけたドーナツショップで、刑務所から出所したばかりのシンディは、親友のアレクサンドラに、恋人が別の女と浮気していると聞かされ、名前も顔も居場所も知らないそいつをとっちめてやろうといきなり走り出す。
    異性愛家族にもとづく市民的価値が確認される日でもあるクリスマスの一日を舞台に、スマホで撮影されたというスピーディな映像は、トランスジェンダーのセックスワーカーたちが生きる空間としての街を生き生きと映し出す。この映画のもう一人の主人公はアルメニア系のタクシー運転手だ。ペニスもちのトランス女性にしか欲情しない彼は、妻子や義理の母とともに過ごすディナーの席を抜け出して見せかけの平穏な家庭生活をぶちこわしてしまう。市民的良識から隔たったところにある彼らを、ショーン・ベイカー監督は決してジャッジすることなく、ただそのようである存在として見つめる。不運だらけのクリスマスの夜の底で肩を並べるふたりを包む空気は静かに愛おしい。

  • 登場人物や荒んだ街の雰囲気の怖いくらいのリアルさは「ガンモ」を観た時を思い出した。

    冬でも暖かい街のへんてこなクリスマス、家族に隠し事をしながら家庭内での役割を全うしようとする男、アメリカ人に倣って本来なら宗教的に祝わないはずの日を祝う義母、嘘をついて浮気しまくる男、親友に最後まで隠し事をしている主人公。
    義母が言った言葉通り、まがい物が溢れている映画だった。
    だけど謎の疾走感と強さが気持ち良かった。
    コインランドリーで確かめ合った友情はまがい物じゃないといい。

  • とんでもワイワイ
    ムショ帰りに女装のネイティブアメリカンの娼婦にその客にその家族にヤク中に売人に少数派系移民のクリスマスの一日

    ママさんてことは日系なのかな

  • レンタルで借りました。

    なんだろうね、この観ていてすっごくスカッとする感じ。

    クリスマスイブのLAで、出所したての主人公シンディが旦那の浮気相手(純女)にブチ切れて探偵ばりに探して特定してとっ捕まえて引回すっていうストーリー。まさしく“Drama”。

    シンディのキャラがナチュラルかつド派手に人に迷惑かけていくようなモンスター系女子過ぎてドン引きしたところはあったけど、そこは良くも悪くもアメリカ映画の味よね。
    トランスであることのつらさやセックスワーカーとしての苦労、アメリカ社会の性差別体質や人々の偏見なんかも誤魔化さず描かれているところは感銘を受けます。

    あと、この作品は全編iPhone5sで撮影した映画だっていうのがウリ(みたい)だけど、観た後の感想としては「え? それがどうしたの?」。

    低予算で作られた映画は数多くあるし、映画を低予算で作るための手段も数限りなくあると思うけど、「iPhoneのカメラで撮影する」ってのもその数限りなくある手段の一つに過ぎないわけで。
    「おたくらが何気なくツイッターだのインスタだので使ってるiPhoneのカメラ、こんな風に使えば映画だって撮れちゃうんですよ!」ってのを啓発でもしたくて強調したんだろうか。
    いやいやいやいや。
    カメラワークは間違いなくプロの仕事ですよこれ。
    素人がおいそれと真似出来ないやつですよ。
    私も5s使ってたけどこんな動画私ごときには撮れません。

    アングラ感だとか棘のある俗っぽさや安っぽさをあえて演出するならiPhone(特に昔の機種については)ありだなぁと思った程度です。

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