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感想・レビュー・書評
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アスペルガー症候群の夫をもつ妻のエッセイ漫画。
知り合いが、カサンドラ症候群に悩んでおり、カサンドラ症候群って何?と思って読んでみた。
アスペルガー症候群の特徴、計画性がない、共感力がないというのは一見すると、単にその人の性格や個性の様にも見えるから、アスペルガーと気付くのはなかなか難しいと思う。
著者も、夫がアスペルガーだと気付くのは、結婚後しばらくしてから。
恐らく何も問題がない時(夫がちゃんと仕事をしている時)は、そんなに大きな問題が起きなかったから見過ごされていたのだろうと思う。
仕事をしていたら、そもそもあまり家にいないし、接する時間も少ないから。
これを読んで、アスペルガー当事者よりも支える家族の方がよっぽど大変ではないかと思った。
特に、アスペルガー本人が生きづらさを感じていて変えたいと思うのなら、家族としても前向きな対応ができるけど、著者の夫のように「自分はこのままでいい」と思っているのなら家族はたまらない。
仕事をしない、隠れて借金をする、話し合いをしようとしても黙る、、。
そんな夫が家にいれば、妻は心身ともに不調をきたすだろうし、子供がいなければとっくに離婚していたのだろう。
病気だから、障害だから仕方ないと言い訳できてしまうところがまた家族を苦しめている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パートナー、ではないんですが、職場にそれっぽい人がいるので読んでみています。
まぁ、改善は期待できないってのは難しい問題ですねぇ…
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