放課後、恋した。(1) (デザートコミックス) [Kindle]

  • 講談社 (2017年6月13日発売)
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  • 本 ・電子書籍 (185ページ)

感想・レビュー・書評

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  • パルシィで読了。第8巻で完結。第8巻継続中。第1巻のみ登録。

    文句なしの星5。「どうせ、恋してしまうんだ。」の満井春香さん。「どうせ…」の前作にあたる。いろんな少女漫画を読んでいるけれど、最近の中では群を抜いて、一番好きな作品。最終巻の途中で止まっているのだが、そこまでを今月読み始めて、夢中で読み切った。個人的には「どうせ…」よりもこちらのほうが好き。

    男子バレー部の顧問が自分の兄である夏生は、自分はバレーに興味がない。兄から「マネージャーになれ。辞めたければ有望選手の久世を、部活にスカウトしてこい。」と言われる。久世は、夏生に「バレーを辞めた」というが、まだその気持ちは冷めていないようで、夏生は久世の競技復帰に奮闘し始める。夏生、久世、久世の親友でエース候補の桐生の三人は、バレー部を舞台に恋と部活に熱い日々を過ごし始めた…。

    嫌な子が一人も出てこない。みんないいやつで、キラキラしていて、せつなく、まっすぐだ。夏主も、思わせぶりなところがなく、一つ一つの段階で自分の気持ちと向き合って進んでいく。恋模様としては、夏生と久世の間に、終始一本芯が通っているし、桐生も本当にいい。特に、夏生と久世の気持ちが通じてからの桐生が、爆上がりで素敵だ。久世のキュンとさせるところもいいが、見逃せない。男二人の友情も、女子から見ていて

    「ああ、男の子同士って、ほんとにいいな。真似できないな。素敵。」

    と思わせるところがギュッと詰まっている。

    素直で、どんどん生き生きしていく夏生と、久世と桐生。この三人を見ていると、自分の高校時代が懐かしくなる。私も共学だったので思い出は色々ある。こんなに素敵ではないけど、その頃の気持に戻って読んでいた。

    「どうせ…」の方では、作者様が人数を動かすのが上手くなって、群像劇を描かれているが、凝縮した関係が丁寧に描かれる今作も、期待以上によかった。もっともっと読みたい漫画家さんである。

  • 有望な新入生を入部させないと臨時マネを辞めさせてもらえないと言われた男バレのマネージャーの話。

    バレーボール上手いのに、中学の引退試合の悔しさから続けるのを躊躇ってるイケメンて、設定がカッコいいというかクサイというか。
    そして不慣れながら頑張るマネージャーも可愛かったです。

    この2人が付き合うまでに、三角関係になって揉めるんだろうなーと思うとイマイチ続きを読む気にはならなかったです。
    結果が見えてるのに余計な遠回りという気がしてしまって。。

    と、思っていたんですが、絵がきれいだったり、王道だけどなんか気になる…!となって大人買いしてしまいました。

    再読して、改めて久世のセリフなんだよー!
    マネのこともう好きじゃーん!
    好きじゃないのにこんなこと言ってたりやってたらバカみたいだよー?
    特に質問と答えね。自分から質問して答えちゃってるしね。
    朝日はどう絡んでくるのかなぁ〜
    早く続きが読みたい。

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著者プロフィール

みつい はるか おひつじ座 A型。2014年第35回デザート新人まんが大賞 優秀賞受賞。
「デザート」イチオシの大型新人で初コミックス「あたし、キスした。」(全2巻)が発売後即重版の大ヒット! 
さわやかな作風とキュンキュンする恋愛描写が人気急上昇中です。今作は記念すべき初の大ヒット連載作品!!

「2020年 『放課後、恋した。(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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