脳疲労が消える最高の休息法【音声ダウンロード付き】――[脳科学×瞑想]聞くだけマインドフルネス入門 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • タイトルは胡散臭いが、大好きな一冊。

    自分の中のマインドフルネスのバイブルであり、
    これを読んでから、「休む(脳を休ませる)」ことがうまくなった。

  • 普段仕事を含めた様々なことから疲労が蓄積されていて、頭もモヤモヤするしで、それを解消したくて手に取った本。
    正確には自分はオーディブルで聞いた。

    人間の脳はデフォルトモードネットワークと言って、普段何もしていないつもりでも脳が勝手に働いていて、そこで知らないうちにエネルギーを消費してしまっている。
    それだけでなく日常の生活における様々なストレスや感情が、脳を疲弊させ、脳の疲弊が肉体の疲弊にも繋がっているため、脳にかかる負荷を減らせば疲れも取れる、と言った内容。
    そのための方法として本書ではマインドフルネスを提唱している。マインドフルネスは源流として日本の禅など東洋思想があり、肉体的なアプローチから、西洋のチャレンジ精神と対をなす東洋のあるがまま的なメンタルアプローチなどで解決を図っていく。

    本書の最大の特徴はなんと言ってもその書かれ方にある。最初と最後以外は大部分が小説形式になっているのだ。
    著者曰く、マインドフルネスという言葉で説明しにくい概念を小説形式にすることで、登場するキャラクターや物語を通して、感情・感覚的にも理解しやすいようにした、とのこと。
    本書の中ではもちろん科学的な裏付けとなる話も交えて説明されているが、キャラクターそれぞれの持つ悩みや境遇からそれを解決する過程で読者に共感を提供している。
    潰れかけのベーグル店を立て直していく過程で、従業員トイレの掃除や呼吸法のシェア、感情に振り回されている自分の思考のフィルターとの向き合いなどを経て、徐々に変わっていくお店と人が描かれている。
    一般的な自己啓発系の本は、理路整然とこれこれこう言う理由で身体がこうなるから、解決するためにはこう、と端的に項目立てて書かれているが、そういったある種無味乾燥な内容が苦手という人には、小説として読める本書は良いのかもしれない。

    で、ここからは個人的な意見だが、自分には全くもって合わなかった。というのも、自分はその端的な情報が欲しかったのである。
    小説になるとマインドフルネスの実際的な情報と無関係なキャラクター同士の会話や地の文などが当然挟まってくるため、全くもってそこに興味の無い自分は不要な文章が挟まっている分内容に集中できずに苦しんでしまった。
    まさに、集中力を上げるためにマインドフルネスの習得が必要だという皮肉をそこで感じてしまうほどに。
    しかも会話中マインドフルネスの効果を説明するに当たって脳の部位や機能や関連性などの専門用語が立て続けに提示されたりもするので、小説部分とのギャップで頭がついていかなかったりもした。

    本で読んでいたらまた少し違った印象だったかもしれない。自分には合わなかったが、人によってはとても良いと感じることもあるだろう。

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著者プロフィール

:医師(日・米医師免許)/医学博士
イェール大学医学部精神神経科卒業。
アメリカ神経精神医学会認定医。アメリカ精神医学会会員。
日本で臨床および精神薬理の研究に取り組んだあと、イェール大学で先端脳科学研究に携わり、
臨床医としてアメリカ屈指の精神医療の現場に8年間にわたり従事する。
そのほか、ロングビーチ・メンタルクリニック常勤医、ハーバーUCLA非常勤医など。
2010年、ロサンゼルスにて「TransHope Medical」を開業。
同院長として、マインドフルネス認知療法やTMS磁気治療など、最先端の治療を取り入れた診療を展開中。
臨床医として日米で25年以上のキャリアを持つ。
脳科学や薬物療法の研究分野では、2年連続で「Lustman Award」(イェール大学精神医学関連の学術賞)、
「NARSAD Young Investigator Grant」(神経生物学の優秀若手研究者向け賞)を受賞。
主著・共著合わせて50以上の論文があるほか、学会発表も多数。
趣味はトライアスロン。

「2019年 『ロスの精神科医が教える 科学的に正しい 疲労回復 最強の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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