君の膵臓をたべたい (双葉文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 一度目は図書館で借りたので再読ですが、Kindle版を購入したのでコッチの登録は初。
    マンガ版読んでどうにもスッキリしなくてもう一度読み返したくなった。
    やはり良い。
    なんとも軽いしリアルさはまったくないんだけどね。
    でも最後は泣く。
    わかるよ「君の膵臓をたべたい」その気持ち。
    まあ僕には食べさせてあげたくてもその臓器はなかったし、彼女のその臓器を食べてもその臓器がないから無意味だしね。
    この作品の救いは病気で死んだのではなく、通り魔に殺されたってとこかなあ。
    救いと言っていいかわからんけど。
    よい作品。

  • 映画を先にみてテンポに違和感をもったので原作を読んでみた。
    話の流れを知っていたので大きな驚きや感情の波はなかったものの、この作品は文章を読むかたちで楽しむのが良いのだろうと感じている。

  • 本当は文庫本が欲しかったのですがまだ出て無くて、結局電子書籍にしました。

    『住野よる』さんのデビュー作で以前から気になってて、その前に『いちご同盟』や『四月は君の嘘』などを読んでたので、どうもこう言う話には敏感になってたのかも、とても良かったです。

    主人公である「僕」が病院で偶然拾った1冊の「共病文庫」というタイトルの文庫本から広がる話し。
    文章も読みやすいし、なにより「僕」」と「桜良」という正反対の性格の2人の言葉のやり取りに、とても惹き込まれました。

    死をテーマにされてるのに、それを忘れさせてくれる内容が、最後に突きつけられる現実で涙が止まらず。
    それに予想できた事なのに予想できなかった結末も、ここでは書けないけど最後まで感動の連続でした。

    前に読んだ『いちご同盟』も良かったのですが、こちらは死について考えさせられるように感じましたが、『君の膵臓をたべたい』は生と死を同時に考えさせられる そんな風に感じた作品です。

    住野よるさんの ファンになったようです。

  • 2019.07.20 読了 【電子書籍】

     主人公(最後の方で「春樹」という名前が明かされるが、途中は無名)は引っ込み思案で読書好きな少年。主人公は、病院で、明るい少女「山内桜良」と出会う。
     桜良は膵臓に重たい病気を患っていて、余命わずか。このことを主人公にだけ告げていた。桜良は、とても明るく活発。桜良は主人公を食事や旅行へと誘い出し、様々な思い出を作る。徐々に親しくなる二人だが、桜良の病状が悪化、余命が刻一刻と短くなる。その中、桜良は病気が原因ではなく、突然の通り魔事件に巻き込まれて死んでしまう。主人公は桜良との交流の中で、人間関係や積極性など様々なものを学んでいた。

     というような内容だったと思う。世の中では大変な人気であったが、私は残念ながら感情移入できなかった。余命1年以内の少女がこんなに活発に動けるわけがないし、高校生で死を宣告されてこれだけ明るくいられる娘がいるだろうか。桜良が刺殺されたことに対しての主人公の反応も淡泊過ぎる。加害者への怒りのような感情が殆ど見られない。

     そういうことが頭から離れなかった。「ノンフィクション」的に自分を没入させてこれを読もうとするのでであれば、若干現実離れしすぎている。かといって、作者の意図の通り「フィクション」として読むと逆に中途半端な現実感が残ってしまう。そこが私からすると残念であった。

     ただ、「明日死ぬかもしれない私たち」というものが一つ、作者が伝えたいことであったとするならば、それはよく表現されていたと思う。

     上記のような感想を持つわたしも年をとったかな。中高生の頃にこの作品を読んでいたら、感動したかも。

  • 伏線、回収してなかったな〜…

  • 活発で誰からも好かれる人気者の高校生の女の子、山内桜良(さくら)は、誰にも話していない秘密があった。彼女の膵臓は致命的な病を患っていて、余命が一年だと宣告されていたのだ。
    彼女とは対照的に、引きこもり気味で内気なクラスメイトの僕は、偶然から彼女のその秘密を知ってしまう。他人と関わることをずっと拒否して過ごしてきた僕が、彼女と出会い、そして「仲良し」でいることで少しずつ成長していく物語である。
    設定からしてお涙ちょうだいモノであることは明らかなのだが、主人公の僕が、何事も客観視する性質で、文体もクールな筆致で統一されているため、途中まではドライに読み進むことができる。
    しかし、ある一点を超えてしまった後はもう感情の振れ幅が大きくなってしまう。この手の小説は、一気に読んでしまうに限る。涙もろい人は、人前で読まないことをおすすめする。電車の中で歯を食いしばりながら読んでしまったのだが、自宅でわんわん泣きながら読んだ方がよかったかもしれない。

  • 2019年20冊目

  • 50を過ぎたオジサンが読んでも、切ない物語です。 映像化された作品は観ていませんが、暫くはこの余韻を感じていたいので、観ないようにします。

  • 擦れた大人になる前に読むべき小説。
    10代のうちにこの小説を読めて、
    主人公たちが気づいたことにこの小説を通して触れられる人は幸運なんじゃないか。羨ましい。
    売れるのは、よく分かる。
    こういう物の考え方に、初めて触れた時の衝撃を思い出した。
    作者の方はかなり若い方なのかな?
    5年後、10年後どんな作品を書かれるのか、気になる。

  • 素晴らしかった。悲しい話だけど、最後はなんとなく清涼な読後感が残る。幸せになろう。

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著者プロフィール

住野 よる(すみの よる)
高校時代より執筆活動を行っていた。2014年2月ごろ夜野やすみ名義で、様々な賞に落ちてしまった小説「君の膵臓をたべたい」を広く世で読まれてほしいという願いから小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿。同作が話題となり、2015年6月双葉社から書籍化されデビュー。同作が「本屋大賞」2016第2位、「読書メーター読みたい本ランキング」1位、「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2015」1位と高く評価され、売上面でも「2016年年間ベストセラー」総合5位、文芸書1位(トーハン調べ)、「2016年 年間ベストセラー」総合4位・単行本フィクション1位(日販調べ)となり、累計発行部数200万部を突破した。実写版映画が2017年7月28日公開、アニメ映画が2018年公開。
その他作品に、『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』『か「」く「」し「」ご「」と「』『青くて痛くて脆い』がある。

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