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感想・レビュー・書評
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三巻まとめてのレビューになります。
古事記の上巻を、①天地創造 ②出雲繁栄 ③天孫降臨 に分けて、それぞれ主だったトピックをビジュアルで分かりやすく描いている。
最終巻の「あとがき」にある著者の言葉が全てだろう。
「漫画になるのを待っている!」
そう、古事記の原文の記述は、我々現代人には難解だし、長い長い神の名前(しかも、いくつも呼び方があり、都度変わったりもする)は、覚えるだけでひと苦労。
そうなると、もはや読まなくてもいいんじゃない? 覚えておかなくてもいいんじゃない?と開き直ったほうがよい。というか、それをビジュアルで捉えれば、細かな表記に囚われなくても済む!!
特に、神代編は、神々に対して敬語を使いまくり、長い名前もある意味尊敬の現れであるにすぎず、もちろん、それぞれ意味は含んでいるとしても、人物の区別がつけば、そこまで拘泥せずとも良さそうなもの。
と、いうことに気づいて、絵で表現することに徹し、でも、そこに変に現代語の訳を添えるのではなく、敢えての原文。でも、それが却って、雰囲気を醸し出しているから、あら不思議。たとえ、細かな意味が読み取れなくても、話が進む進む。
もちろん、古事記をいろんな書物、入門書で何度か読み通している強みもあるとは思うが、これほどイメージ豊かに、古事記を読めたのは初めてかもしれない。
それぞれ、イメージの違う神の姿もあるのだけど(オオクニヌシは、ちょっと男前すぎる・笑)、それでも存分に堪能できました。楽しかった!!
上巻の神代編で、一旦は筆を擱いたようだけど、是非、いづれの日にか「人代編」にも取り組んでもらいたい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第95回まいにちビブリオバトル@草津市立市民交流プラザで紹介した本です。
2018.6.30 -
全編ボールペンで描かれている珍しい作品。
これはすごい!読み応えあり!
あんなに混乱していた神々の名前も、内容もスーッと頭に入ってきた。
きっと作者が十分に理解して伝えてくれているから。
特に現代語訳をしているわけではないのに、漫画と欄外の解説で楽しめた。
古事記の上巻の神話部分が描かれた今作。
中巻・下巻も読みたい!
続きを切望する。 -
古事記をこれほど魅力的な絵物語にしてくれた、こうのさんに感謝。「私たちにとって身近な物語だから、ボールペンという身近な画材で」という哲学にほれぼれする。ボールペンには独特のインクむらがあるけれど、それすら表現の味わいになっている。もちろん、こうのさんらしい間の取り方や、登場人物の温かみ、ユーモアはここでも遺憾なく発揮されている。ぜひ、続刊をお願いしたい。
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出雲に旅行に行く前に、予習として読んだ。わかりやすい。日本の神々も、ギリシャの神々に劣らずキャラが濃いことがわかった(笑)。
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