孫正義 300年王国への野望 (日本経済新聞出版) [Kindle]

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  • 志の高さと熱量が勝負を分ける

  • 購入本 
    今まで読んだ孫正義本の中で一番読みごたえが有った。
    間違いなく歴史に残る人物
    ・在日朝鮮人としていわれのない差別を受け続けた
     日本名に改名したコンプレックス高校中退後単身渡米
    ・学生時代に開発した自動翻訳機をシャープに売り込み
     シャープ専務佐々木氏にアプローチ 生涯の恩人となる。
    ・元グーグル 副社長ニケシュ・アローラ あと10年社長をやりたいと相談 袂を分かつことに。
    ・経営会議の最中 現場のリーダーがしょっちゅう呼び出される。
    ・創業期を支えてくれた人を恩人と呼び、今も礼を欠かさない。10人の恩人感謝の日を5月GWに設定
    ・資金繰りに苦しい時代1億円をシャープ/佐々木氏は退職金と自宅を担保に入れると言ってくれた。
    ・1982年慢性B型肝炎の診断 5年以内に肝硬変になると
    ・ホークスは独立採算で黒字を確保 戦力外の通知には必ず職を提示
    ・ヤフーとの出会い 20社以上のオファーの中からソフトバンクを選んだ 使命は、未来のニュートンの前にリンゴを落とす事 15歳下の弟に立ち上げを任す その後ガンホーを立ち上げ
    ・ヤンの紹介でジャック・マーと出会い 断られても融資を実施
    ・福島大震災時 30万人疎開受け入れ構想
     震災から11日後に車で乗り込み。両親を失った18歳までの子供に無償で携帯電話を提供、疎開計画今やれと知事に詰め寄る 避難者に九州非難を呼びかけ 渡航費と1年分の生活費を支給 1年間CEOを止めると宣言 ユニクロ柳井氏が引き止め 電力参入200億円出資が決まる
    ・坂本龍馬に心酔 後藤新平に当てた直筆の手紙を所持
    ・在学中 1日5分だけ発明の為に頭を使う 250個
    ・志

  • 序章   恩人
    第1章  再起動―世界が驚いた巨額買収、そして”後継者”との別れ
    第2章  300年王国―理解されない「異次元経営」の深層
    第3章  旗揚げ―創業・目指すはロックフェラー
    第4章  危機―生命の危機、裏切り、内部分裂
    第5章  ストリートファイター ―集う一騎当千の”同志”たち
    第6章  桶狭間―ブロードバンドで巨人・NTTに挑戦状
    第7章  ラストチャンス―沈み行く「泥船」、携帯・起死回生の一手
    第8章  ヤフー族―知られざる”爆速”改革の真実
    第9章  国難―経済危機と大震災、「社長辞令宣言」の胸中
    第10章 コロンブス―悲願の米国進出とスプリント改革
    第11章 タロウ―ロボット参入に秘めた狙い
    終章  脱藩―破壊者の原点
    《巻頭》
    孫正義を支える面々
    ソフトバンクの歩み
    ソフトバンクの事業構造

  • 前へ前へと進む推進力がすごい。
    読み飽きることがなかった。

  • 血湧き肉躍るストーリー。めっちゃやる気になる。まだまだ出来てない。
    昔読んだ志高くと被るとこはあるけど、やっぱり凄い。

  • 読みやすく分かりやすい文章なので、スイスイと読み込めた。
    ・ニッちトップではなく、ライバルのいない無敵な独占体になること。
    ・最大にシェアを持つ企業だけが最大の利益をを得る。
    ・プラットフォーマー
    ・パラダイムシフト。
    ・崩壊する因子を洗い出す。
    ・夢と志は違う。
    ・時代の流れに逆らうのは武田勝頼と同じ。
    スティーブ・ジョブズを戦友とした孫正義が、世界を変えた先に見るものは何なのだろうか。

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著者プロフィール

日本経済新聞編集委員
1975年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。2002年、日本経済新聞社入社、編集局産業部配属。電機、鉄鋼、自動車業界を担当。米州総局(NY)を経て2015年より企業報道部

「2022年 『ネット興亡記 ②敗れざる者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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