Kindle版読了。
ひょんな事から精霊王の依代となった神力のない掃除婦ヒロインと、偶然憑依した善良なヒロインを喜ばせてあげたいと考えるようになった堅物な精霊王ヒーローとのラブストーリーです。
強弱の差はあれど、人間なら誰しも精霊を扱う力=「感能力」を持っている世界が舞台のお話です。
生まれながら「感能力」を持たない忌み子として育ち、神殿内の彫像を磨く掃除婦として働いているヒロインでしたが、ある日偶然に精霊王であるヒーローが憑依してしまいます。
登場する神々の名は、ギリシャ神話を元にしているようです。
…精霊王と呼ばれていますが創造主直属の部下という事で太陽神でもある為、神様ヒーローと人間のヒロインが最後どうなるのかに注目して読み進めました。
あらすじと表紙絵の雰囲気からラブコメかと思っていたのですが、予想を外れて結構なシリアス展開でした。
ヒロインが魔女狩りのような審判の儀を実行されたシーンは、正直ビビりました…。(^_^;)
結局、地上の雨を止めたヒロインは聖女となり、新たに神として生まれ変わってヒーローと結ばれるという、物凄いご都合主義というかお伽話のようなめでたしめでたしの力業のハッピーエンドに驚きましたが、2人が幸せになる為にはヒーローが人間になるかヒロインが神になるしかないと思うので、読む前の期待が高すぎたのか何だかすっきりしないというか微妙な気持ちになりましたが良かったと思う事にしました。
神になってからも彫像を掃除するのが好きで、たまに地上に降りてくる…というエピローグがほのぼのしてました。
原点に戻りますが、ヒロインに感応力がない理由は何だったのでしょうか…。