ラブ・ミー・テンダー 東京バンドワゴン (集英社文芸単行本) [Kindle]

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  • 東京の下町で古本屋兼カフェを営む大家族の日々を
    日常の謎を織り交ぜながら描くシリーズ。第12弾。
    なのですが、今作は過去を描くスピンオフ。
    (まだカフェはやっていない)

    「堀田家の太陽」だったとこれまで何度も話題に上がりはするものの、
    詳しいことは描かれてこなかった秋実と我南人が出逢った時の話。

    ある日、我南人はコンサート後に偶然チンピラたちに囲まれている
    女の子と出くわし、バンドメンバーと一緒に彼女を助けることに。
    それをきっかけにして、我南人と秋実の人間関係に偶然の糸がいくつも
    繋がっていることが分かっていき…

    そもそも秋実はなぜチンピラに追われていたのか。
    その問題を解決するためにみんなが助け合うのが今作のメインストーリー。
    え?我南人と秋実の話じゃないの?
    って思うでしょ。はい、違うんです。そこはとても残念。
    たしかにふたりが一緒になったきっかけとなる事柄を描いてはいるけれど、
    そっちが読みたいじゃないんだよなー。

    知り合ったふたりがどのように惹かれ合って、愛を育んで、
    子を育てて生活していったのか。
    そして、秋実の死は一体どんなふうに訪れてしまったのか。
    そこのところが読めるのかと期待していたんだけどなぁ。
    次もスピンオフでいいから、その辺を書いてくれないかなー

    さらに残念なのは、最近の東京バンドワゴンは偶然が過ぎることと
    問題解決のパターンがどれも似通っていること。
    読んでいて、「どうせうまく解決しちゃうんでしょ」って思ってしまう。

    あ、最後に。
    最後の1行は本当に素晴らしかった。
    これがあるから★4つなのです。

  • Loveが足りない……。 つまりは一目ぼれということでいいのでしょうか? もちっと二人きりの場面があったらよかったんだけど。秋実ちゃん、かわいいのにね。百合枝さんとの話はいりませんですから。次は研人くんかな、それとも花陽かな。スピンオフはいいね

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