2800人を看取った医師が教える人生の意味が見つかるノート [Kindle]

著者 : 小澤竹俊

• アスコム (2017年1月20日発売)

感想・レビュー・書評

[ふぉれすとさんの感想 · 2017年7月13日]

健康な時でも、病気になってからでも、人生の導きとなってくれそうな本。折に触れてこの本を開き、いくつもの問いに何度も向き合い直したいと思った。多くの人の死を見てきた筆者が教えてくれる「大切なこと」には説得力を感じる。そして根底にすべての人への敬意や思いやりがあるというのも、強く感じる。すでに小澤医師の本は何冊も読んでいるが、これからも出る度に全部読みたい！とまで感じた。

著者プロフィール

小澤竹俊
1963年東京生まれ。87年東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。
91年山形大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了。救命救急センター、農村医療に従事した後、94年より横浜甦生病院ホスピス病棟に務め、病棟長となる。
2006年めぐみ在宅クリニックを開院。これまでに3800人以上の患者さんを看取ってきた。
医療者や介護士の人材育成のために、2015年に一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会を設立。一人でも多くの人が、生きてきてよかったと思える最期を迎えられるよう、力を尽くしている。著書『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』、『もしあと１年で人生が終わるとたら？』（アスコム）がベストセラーとなる。

「2022年 『あなたの強さは、あなたの弱さから生まれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」