誰がアパレルを殺すのか [Kindle]

  • 日経BP (2017年5月25日発売)
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みんなの感想まとめ

業界の構造とその影響を深く掘り下げた内容が特徴で、アパレル産業の複雑な現状を理解する手助けとなります。著者は、川上から川下までの分断が、エンドユーザーに良いものを届けるための協力関係を妨げていると指摘...

感想・レビュー・書評

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  • 新卒から3年間、繊維の専門商社で働いていました。その時デザイナーの方からいただき当時は読まなかったのですが、業界から離れて3年ほど経った今読みました。
    業界の構造が正しく書かれており、川上、川中、川下の分断が今の構造を生んでいるとはまさにそうでした。本来はエンドユーザーのために良いもの作りをすべき協力関係にいなければなりませんが、責任のなすりつけあいが起きる。それじゃいいものを作れません。

    すこし本書から脱線した内容を記載してしまいましたが、アパレル産業は構造的な負があるのは記載のとおりです。

    こちらの本が執筆されてから8年ほど経ちましたが、IT化は本格的に進みましたが構造は大きく変わることはまだありません。
    ただし、着々と厳しくなっているのは事実。本書のラストに書かれていたミナペルホネン、パタゴニアのような自分らのものづくりにこだわりをもつ表現者が、利他的な精神を持って商売をしている企業を我々消費者が選べるかどうか。
    生活と密接に関わっている業界なので、安いから買うのではく、消費に責任を持つことが重要です。

  • アパレル業界って結構ギスギスしてるんだなぁ。

    かっては『消火仕入れ』と百貨店の組み合わせが最強だったけど、最近はネット販売が急成長しており、そもそも百貨店に寄ることで何かを得る付加価値をつけないと伸び悩むのは時間の問題かもしれない。

  • 卒論参考文献

  • 物事が衰退するとき、悪役がいるのではなくて仕組みがあっていないのが原因というケースが多い。この本では仕組みが足を引っ張ることを具体的に書いてくれているので一家読んでほしい。アパレル以外でも一読の価値はある

  • ふむ

  • 日本アパレル業界、百貨店業界の慣習と欠陥を指摘。新規業態を紹介。オンラインSPA(製造小売業)。米国;「Everlane」,「MM.LaFleur」,靴「GREATS」,「Rent the Runway」「Etsy(エッツィー)」。日本;スタートトゥデイ運営「ZOZOTOWN」,「ナノ・ユニバース」,「メルカリ」,「air Closet」,ステイト・オブ・マインド運営「nutte(ヌッテ)」,「Creema(クリーマ)」,「TOKYO BASE」,ジャパンブルー「桃太郎ジーンズ」,ストライプ・インターナショナル運営「メチャカリ」,「ミナペルホネン」(いい商品を適正価格で売る),「パタゴニア」

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著者プロフィール

日本経済新聞記者
1981年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2005年日本経済新聞社に入社し、
大阪経済部でアパレル・スポーツ用品業界などを取材。
2009年に東京に異動し、経済部で金融機関や日本郵政などを担当。
2015年、日経BPに出向し、『日経ビジネス』記者。
2016年秋からアパレル業界を中心に取材。
2018年より日本経済新聞経済部で国土交通省、経済産業省を担当。

「2020年 『誰がアパレルを殺すのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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