ケモノの城 (双葉文庫) [Kindle]

  • 双葉社 (2017年5月11日発売)
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みんなの感想まとめ

人間の残酷さと心の闇を深く掘り下げた作品で、リアルな拷問描写が生々しく、聴く者に強い苦痛をもたらします。実際に起きた事件を背景にしているため、日常生活と直結した恐怖を感じさせ、決して他人事ではないとい...

感想・レビュー・書評

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  • 内容がしんどすぎるの一言。とても人の所業とは思えない。やったことの罪を心から悔いてほしいし、やったことに見合った罰を受けてほしいけれど、どちらも難しそう。

  • audiobookで読了。誉田哲也の他の本と比べてもえげつなく感じる。梅木ヨシオの似顔絵が捜査をミスリードしていくところや、三郎と聖子のパートとの関連などミステリーと色もあるが、アツコの語りは聞くに堪えなかった。
    結局、関係者の心理をがわからない所もフラスト。
    北九州監禁連続殺人事件を下に描かれているようだが、他に多くあるノンフィクションを読んだ方がいいかも。

  • 苦手な人は苦手だと思うが、これぞ誉田哲也の良さが最大限に出る作品だと個人的に思う。
    ホラーサスペンスが好きな人や、ゾクゾク感を味わいたい人には持ってこいの作品だが、感情移入しすぎる人には要注意。かなり内容はエゲツない。
    実際に起きた北九州一家監禁殺人事件をモデルにしている。報道規制もされた事件だけに、読むのに耐えられない人もいるとは思うが、誉田哲也ならではの言葉選びで非日常を想像しやすく描かれている。

  • オーディオブックで。
    しんどかった。生々しい拷問の描写が、人の心を支配していく様子が、耳から伝わってくるのがとてもとてもしんどかった。
    戦争などの非常事態の話ではなくて、自分が今生活している日々と地続きの、現実の話として想像できてしまうから余計に恐ろしくて苦しかった。

    もう二度と聴き返すことはできない。
    それほどに残酷で苦しい。
    でも、今この時も、こういう残酷な世界があるのかもしれない、自分もけして無関係な世界ではないのだと知ることができて良かった…のかな…
    姫川シリーズ以上にしんどかった。

    実際に起きた事件をモデルにしているのだけども、登場人物のモデルとなった人は、いま現実に日常生活を送っているのでは…この作品を生み出してしまって大丈夫なの…?と心配になった。平穏な生活を送れていますようにと願わずにいられない。


    そして、この作者の父性が心に残る。
    自分勝手すぎるのだけど、凄まじいほどの自己犠牲。
    毒親という考えが浸透する前から父親の愛情というのはあまり目立たなかったように思うのだけど、なんというかこの作者の父性はカラヴァッジョの絵の光の部分みたい。

  • 誉田さんの大ファンではありますが
    『お願い、もうやめて』と言いたくなる
    私史上最悪なグロサ
    Audible で聴いたので最後まで完走しましたが…
    ただ結末を知りたくて。

    実際にあった事件が元のようですが
    こんな事、本当にあるのでしょうか?
    できるのでしょうか?
    人間が…なんて残酷な…

    グログロばかりでなく甘々もあったので
    救われました。

    お薦め出来ません。

  • 北九州連続監禁殺人事件をモチーフとした話。

    jkが保護される。虐待痕があり爪も全部剥がされていた。供述から棲家から同じように虐待痕のある30代後半女性も保護される。

    ただ聴取で全然話さないし嘘も言う。調べた結果、jkの父親と女性の父母姉甥が殺されて、解体されて、ミキサーされて近所に捨てられていた事がわかる。

    全ての犯行は、一人の男が洗脳し互いに虐待させ、マインドコントロールした結果だった。

    やがてその男も過去に食い物にした親子の親父に殺される。

  • 北九州市の監禁殺人事件が元になっているとの事。かなり残酷でグロテスクな小説でした。実際の事件とは信じられん。
    小説たがら大袈裟なんだろうと思い、読んだ後にWikipediaで調べてみると、事件をそのまま小説にしたのかと思うくらいまんま…なんだったら小説より残忍…

  • ふむ

  • かなりのグロさ。苦手な人は絶対に読めないと思う。それを除けばサクサク進んで読みやすい。ただし、本当に類稀なるグロさ

  • 「人間がしたことなら『人間らしい』と言えるのではないか」
    マジで気分悪くなったし吐き気あるし(でも最高でした)
    みんな重大な事件があるたびに、どうして、と理由を知りたがる。それは、被害者が可哀想だからとか、興味があるとかではなく、「自分も人を殺してしまうのではないか」という恐怖からなのではないか。犯人にそれらしい病名をつけて、「自分は違う」と言い切りたいからではないか。

  • 初読と思って選んだがおそらく2回目。読書傾向が好みの作者に偏っている事に気付かされ反省。
    本作は実在の事件をモチーフとした作品。テーマは面白いが、ある家族のストーリーは事象を並べただけの様な感じがして拍子抜け。何故その経緯に至ったのか心情を描いて欲しかった。トリックの部分は少しややこしくてく理解しづらかった。おそらくこれは自身の読解力不足と思われるので、また次の機会に。

  • 内容を知らずに手に取った作品だが、北九州監禁殺人事件や新潟少女監禁事件などを参考にしているそう。

    保護した少女から露見した監禁殺人事件を捜査する警察視点と、一見関係なさそうな同棲中の若者視点で進む。
    時系列が少しだけ前後しているが叙述トリックと言うほどではない良ミステリ作品。
    酷い描写はあるものの、とても読みやすいので一気に読んでしまった。
    最後まで読み終えた時にいくつかの疑問が残るせいもあり、主犯と思われる人物が供述の中にしか出てこないので実際にいたのか?や、最終的には聖子が気味悪くも思えた。
    誰も救われない結末だし、疑問は残るがこれくらいの範囲なら、読後にあれこれ考えられていいのかもしれない。
    作者は「狂気は感染する」というテーマが書きたかったのだろうか。

  • 後味が悪すぎる

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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