男はつらいよ・寅次郎真実一路 [DVD]

監督 : 山田洋次 
出演 : 渥美清  倍賞千恵子  前田吟  下條正巳  三﨑千恵子 
  • 松竹
3.22
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988105073012

感想・レビュー・書評

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  • バブル華やかなりし当時の華形、一流証券会社の課長と、呑み屋で出会いゴチになります。
    翌朝、御礼の一杯を奢りに兜町を訪ねる寅次郎。
    呼び出してる間、受付嬢に話し掛ける寅さん。
    「お姉ちゃんよ、この会社、株売ってんの?
    株ってのは、一枚いくらなの?
    一枚100円位すんのかい?競輪と一緒で。」
    「いえ、それはあの銘柄によりますけど。」
    「銘柄?あ!いいやつ、ゾロ目で55とか66とか、そういうやつなんだろ?でも競輪とは違うんだよなぁ?株って何だっけ?」
    「(困って小声で)かずえちゃん、どうする?」
    「かずえちゃん知ってるか?お?」
    寅さんにしてみりゃ、株も競輪もおんなじ博打。
    真実一路なご意見ですね。

    証券戦士達が寅の差し入れのバナナ頬張りながら喧々諤々、議論に熱を入れる姿が面白かったです。人間皆同じ。腹が減っては戦が出来ぬってね。

    課長の終業を待って21時から飲みに行く二人。
    酔った課長から何度も同じ話をされた寅さんが、
    オチを先に言う件は、落語の饂飩屋ですね。

    結局、茨城県 牛久沼の課長の家に酔っ払って転がり込む。
    牛久沼に家を買ったサラリーマンと言えば、
    前作の福田栄作もそうでしたね。

    翌朝目覚めて課長の美人妻にびっくり一目惚れ。
    大原麗子演じるふじ子さんが今回のマドンナです。
    寅と歳が釣り合いの堅気のマドンナとなると、
    当時は人妻設定になっちゃうのかなぁ。
    毎日課長は1時に帰って6時に出社すると聞いて
    睡眠時間を数える寅さん。
    「一時、二時、三時...?」
    一時から数えたら勘定合わなくなっちゃうでしょ!
    お子さんも学校に行って、家に二人きりと気付くや、そそくさと家を飛び出す寅次郎。
    世間体を気にして迷惑かけまいとする寅次郎でした。

    企業戦士の課長は早朝家を出て夜中に帰って寝る毎日。
    田舎育ちの課長はある日失踪してしまいました。

    課長を捜索するんだ!おいちゃん有り金出せ!
    騒ぐ寅をなだめ、落ち着かせようと博。
    「今は課長さんからの連絡を待つほかどうすることもできません。
    それより美しい妻が独りになった後のことを考えるのが今兄さんの考えるべきことでしょう?」
    ホントワルいですよねぇ。
    焚き付けるような言い方して。
    後で博も言い方反省してましたね。

    あってはならぬ恋。
    課長さんの無事を心底願う くるまや一同。

    ふじ子さんと課長探しの鹿児島旅の途中。
    もしも課長さんがこのままいなくなれば、
    ふじ子さんと一緒になれるのに...と一瞬でも考えた自分を恥じ、「自分は醜い」と反省し、思い悩む寅。

    遂に戻ってきた課長さん。くるまやに。
    寅は課長を連れてふじ子さんの待つ牛久沼へ。
    再会し抱き合う課長家族。玄関で立ち去る寅。

    寅の帰りを待つくるまや一同でさくらだけは、
    お兄ちゃんはこのまま旅に出るだろうと呟く。
    寅からの電話が鳴る。
    「俺、このまま旅に出るからな。
    みんなによろしく言ってくれ。
    あ、課長さんと奥さんがくれぐれもよろしく言ってたよ。本当に喜んでたぞ。」
    ...............
    「良かったね。お兄ちゃん。」
    「あぁ。良かったよ。」
    「ほっとした?」
    「あぁ。ほっとした。」
    「そう。」
    「それじゃお前元気でな。あばよ。」
    晴れ晴れとしたような声だったと伝えるさくら。
    何だか可哀想だねと鼻ぐむおばちゃん。
    おばちゃんにとってはいつまでも子供なんだね。

    会社の特別な図らいで、土浦勤務になり一緒の時間が増えた課長一家。
    寅は今日も旅の空。
    ぽんしゅうとあてなく線路を歩き続けるのでした。

  • 「つまんくても仕方ない!」

    「奥さん………… 、俺は、汚っだねえ奴です
    ごめんなすって」

    馬鹿正直すぎるはほどまっすぐです!
    こんな時についつい流れでそうなってしまう人だって居るのでしょうがどちらも心が弱ってるのに、そして間違えてはいけない時なのにね

    たしかに「つまんない」と言われても仕方ないけど
    そんなもんじゃないっしよ、人の道はさ

  • 定番の寅さんがフラレる筋書きとは全く異なるのは仕方ないとしても、もう少しどうにかしてほしかった。
    これが松竹90周年記念作品というのも…

    あと、家出から帰って来た健吉を牛久に連れ戻した寅さんはそのまま旅に出てしまったが、トランクは持って行ってないはず。本来なら「源公に上野まで持ってこさせろょ」とかなるはず。

    正月の挨拶に、健吉&ふじ子夫妻が登場することもなかったし、何だかなぁ・・・

    私的にはシリーズワーストに近い

  • 大原麗子の横顔が綺麗

  • 「男はつらいよ」シリーズの第34作 マドンナ/大原麗子

    旅から帰った寅さんは上野の焼鳥屋で証券会社の課長と隣り合わせ意気投合。牛久沼の彼の家に一夜の世話になる。翌朝顔を合わせた奥さんの美しさに寅さんは言葉が出なかった。やがてその課長が突然蒸発してしまう。

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著者プロフィール

1931年大阪府生まれ。54年、東京大学法学部卒。同年、助監督として松竹入社。61年『二階の他人』で監督デビュー。69年『男はつらいよ』シリーズ開始。他に代表作として『家族』(70)、『幸福の黄色いハンカチ』(77)、『たそがれ清兵衛』(02)、『家族はつらいよ』(16)など。2012年に文化勲章を受章。

「2019年 『男はつらいよ お帰り 寅さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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