かくかくしかじか コミック 全5巻完結セット

  • 集英社
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感想・レビュー・書評

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  • この本、何度も読んでます。
    もちろん面白いんだけど、それだけじゃない。
    各巻読み終わる度、必ずじんわり涙が出る。

    東村さんの大学受験から美大そして現在の漫画家になるまでの自伝の漫画。今も心の中で生きている絵の先生の話、そして絵を描くことで関わってきた周りの人達の話。

    若さゆえ、ままならない自分を扱うので精一杯。他人の思いまで慮ることなど出来ない。ああすればよかった、なんでやらなかったんだろう、など東村さんが考える度に、自分の若かりし頃が様々思い出され、恥ずかしいやら、後悔やら、反省やら...。でもそういう期間って、今思えば先の人生に意味のある期間なんだろうな、と何十年も経って思うのでした。

  • 現代の女性版「まんが道」と言っていいほど凄く良かった。
    コメディタッチの絵で笑えて、でもたまにシリアスな場面が来て泣けて。
    お調子者の部分も、相手の表情が怖くてその場の雰囲気で曖昧に返事して逃げてしまうのも、結局先生の死に目にも逃げて漫画を描き続けた罪の意識も何もかもリアルだった。
    読んでて、この人書く必要あった?みたいな人がたまに出てくるけど、でもそういう人は物語の重要な役割を果たすわけじゃないけど、物語のアクセントになってて東村アキコの現実を切り取って脚色する能力は本当にすごいと思う。
    1巻から先生に対する罪の意識が漂ってて、先生が亡くなってしまうことにある程度心構えは出来ていたけど、こんなラストの描かれ方になるとは思ってなかった。
    自分の感情をこんなに実直に真面目に漫画に描いてる人を初めてみた。現実を脚色しながらも、こんなに裸の姿で闘っている漫画家はいないと思う。
    これは伝記だけど、最後には「先生と私の物語」になっていて良かった。
    これの漫画で東村アキコと先生を描くことは、東村アキコにとっての免罪符かもしれない。
    でもこれをしっかり漫画にして物語にしたクリエイターの凄さや恐ろしさも含めて、やっぱり「まんが道」に並ぶ名作だと思う。

  • 日高先生が金沢に来たのに、仲間に紹介せず、一緒に食事もせず、翌日先生がお酒を置いて帰って行くシーン。何度見てもジンとする。そのあと、宮崎で西村くんと彫刻の話をしながら飲めて良かったと思う。

  • 絵が綺麗、寸法も大きめでアラフォーにも読みやすいフォントサイズ。話の内容も、例えば学生の恋愛ストーリーじゃないので、大人でも無理なくついていける。
    ただ、話の内容を考えると仕方のないことだけど、郷愁がやや強めな印象。さらに、殊更にそうさせてるように感じてしまって、ときどきちょっと気怠く感じた。

    個人的には‥久々に読んだ漫画でした。
    漫画は活字の本と違ってすいすい読めるし、子供の頃に読んだ漫画をもう一度読んでみたくなりました。

  • 今頃この本を知る。自分は、のんべんだらりと生きている自覚があるし、ある意味とても残酷で、後悔を記した漫画でもある。でも、一気読みさせる力があるし、それでもやって行くしかないと思わせる漫画である。

  • グサグサ刺さりました

  • もう何回読んでるか分からないくらい読んでる。
    笑いのツボどストライク!涙腺崩壊の最強漫画。
    東村アキコ先生の作品の中で一番かもしれない。
    
    描け。描け。描け。
    
    今にも日高先生の声が聞こえてくる気がします、、
    
    何かに行き詰まったときに人は
    ものすごい力を発揮するのかもしれない。
    
    白と黒しかない日高先生は最強です。

  • 東村アキコは、テンパリスト・海月姫・タラレバ・雪花のトラ・私のことを憶えていますかなど雑多に読んできて、なんならYoutubeで「東村アキコと虹組キララの身も蓋もナイト」もたまに聞き、喋りも含め好き〜とライトに思っていたのですが、これはほんとうによかった。体調悪いなか全巻一気読みしてしまった。

    わたしが心に描く大切な人は親にあたるのですが、それこそ高校時代から20年くらい好き勝手していたから、よくわかる。そしていま36歳になって自分が親になり、ようやく自分を見守ってくれていた人に想いを馳せることができるようになったいまだからこそ、沁みる。
    林明子の後悔も、日高先生の少しの寂しさとそれを凌駕するであろう師弟愛も、自分の胸の痛みとともに味わいました。

    東村さんに、いつか、絵を描いてもらいたいなぁ。

  • 真っ直ぐな先生の生き様がカッコイイ。
    作者の先生への懺悔と愛を感じる、笑って泣ける作品。

    先生は亡くなっても、先生からの贈り物は今も作者の中に生き続けている。
    そして、この作品が先生からへのお返しなのだろう。

    「描け」=JUST DO IT っというメッセージとして私は受け取った。

  • こんな先生に出会っていたら…
    こんな先生になれたなら…
    つらくても、続けること

  • 泣きました。

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