- プランタン出版 (2017年6月2日発売)
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みんなの感想まとめ
反社会的勢力をテーマにした恋愛物語で、ヒーローとヒロインの関係は一見ファンタジーのように描かれています。作品は、庶民の娘が反社のヒーローと出会い、困難を乗り越えてハッピーエンドを迎えるというストーリー...
感想・レビュー・書評
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反社ヒーローものはこれで2冊目か、3冊目か。TL小説では定番のひとつらしいが、私には無理だった。
御曹司ものだってファンタジーなのはわかっているが、反社はさらにファンタジーだ。庶民の娘が御曹司と出会うこと自体ファンタジーで、御曹司の親が庶民の嫁を受け入れるのもファンタジー、それでもハピエンになるのはファンタジーとして受け入れられる。古典としてシンデレラストーリーがある。しかし反社と庶民が出会うことは御曹司ほどファンタジーではないものの、物語としてハピエンになったとは受け入れ難い。ヒロインが反社出身か夜職ならともかく。私の中の倫理観、あるいは差別意識なのだろう。それはわかっているが、それでも反社ヒーローを反社のままハピエンにするのは私には受け入れられない。物語的にヒーローには成仏してほしかった。そもそも、ヒロインがいまいち頭がゆるい割にいったん決意したら行動力がある人に設定してあるのは、この物語をハピエンにするための布石なのだろうとさえ思う。
作中、反社の脇役の生い立ちが語られたが、それが現実であろうとも、だから受け入れ先として反社が必要とは思えないからだ。無戸籍や行方不明のこどもを陽の光の下で大人に育てるのが大人の責任であって、反社にお任せしてはいけないのだと私は思う。私にできることは責任感のある候補に投票するよう努力することと、そういった団体に寄付することしかできないけど。
創作物に対してこんなこと考えるのは頭が固過ぎなのはわかっている。でも、いくら評価の★が多くても今後この手の作品を読むことはない。
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