白暮のクロニクル(11) (ビッグコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「白暮のクロニクル」全巻読了。
    最初は『オキナガ』という設定が理解しづらいのですが、各巻ごとのエピソードで、どういったものなのか理解が深まっていきます。
    主人公の伏木あかりちゃんは高身長の太眉で、漫画のヒロインらしくない人物ですが、雪村魁の「とある童貞」を奪うところは、とてもセクシーなラブシーンで素敵でした。
    あのシーン、大好きです。
    そして最後はミステリーとしての驚く展開で謎解きは清々しく、一方で『オキナガ』の切なさも描かれていて、読み終わった後は両方の気持ちが相混ざって、なんともいえない余韻が残っています。
    最終巻の最後が1巻の最初のページと後で知り、読み返して確認してしまいました。
    新型インフルエンザが流行した時の設定で『オキナガ』という不老不死が現代にいたならば、きっとこういう差別的な対応をされてしまうのだろうというエピソードも、コロナウイルスが流行っている今に通じるものもあるように思います。

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  • 前巻の予告場面は、出てこなかった。最後の最後まで、ミステリのマンガだったんだね、と思えるオチだった。最後に真犯人が出てくる、というかさ。もっと読みたかった気はするけど、このあたりがバランスのよいところなんだろうな。

  • 今月は怒涛の最終巻ラッシュ。は、さておき。白暮のクロニクルもついに大団円。予想通りとはいかなかったが、着地点としてはそうきたか。が、素直な感想。「奴のことを考えないようにすると、他のことまで考えられなくなるときたもんだ。わらっちゃうほど空っぽだな俺は。」茜丸の傷は思いの外深く。歩く不器用な魁らしいっちゃーらしい。「らしいからしくないかなんて、お前に決められたくねえぞ。」思ったよりも自分のことは見えないもんで。後味のよい話ではなかったが。事件にケリがついてもそれぞれの人生があるんだよなと当たり前のことにつくづくしみじみ。

  • 最終巻。
    あああなるほどねえ。
    ネタバレしちゃうと1ミリも面白くないから何も書けないわ。
    そうかあの人がアレだったのはなんとなくうっすら感じていたがやっぱりそうか。
    でもアレだけどああじゃなくてよかった。
    そしてあのシーンはまさかのそういうことか。
    そこは思いもよらなかった。
    そうかあそこに出てたあの人はあの人だったのか。
    そういうことかあ。
    完璧にスッキリした終わり方とはいかないけれどいい終わり方だったんじゃないかなあ。
    雪村くんもやっと少しは前に進めるのかなと。

  • 最終巻。もうひと波乱あるかと思ったけど、意外にもそうでもなかった。やっぱり全体的にクロニクル感が少なかったかなというのが残念。

  • ミステリにおける正しい犯人でしたね。漫画のお約束を上手く使われた気がします。
    しかし、あかりの相手は? 伯爵の相手は?と謎は残ってしまいました。

  • まったりまとめに入るのかと思っていたらもりもりと怒濤の展開。
    ラストもかなり予想外でしたがしっかりと。お疲れさまでした!

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著者プロフィール

漫画家。1957年北海道生まれ。80年デビュー。『究極超人あ~る』で星雲賞マンガ部門、『機動警察パトレイバー』で小学館漫画賞少年部門受賞。近作『白暮のクロニクル』『でぃす×こみ』『新九郎、奔る!』。

「2019年 『ゆうきまさみ 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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