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感想・レビュー・書評
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宮城谷先生の本は終わり方にもう一声欲しいと思ってる読んでいたが、本作は短編の詰め合わせなので読みやすく最後まで面白い。
古代中国の人物に関する話を読みたい人には特におすすめ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文字を生み出したとされている殷朝第22代王 武丁(ぶてい)の話。,,その他、4つの短編はどれも面白い。,「地中の火」…「夏」王朝の時代、夏を一時的に滅ぼしたとされる后?、后?の配下となった寒?の話。,「妖異記」…「周」の幽王の時代、後宮で褒?(読みは「ホウジ」)を見出し、正后を放置して傾倒しだす……。,「豊饒の門」…「妖異記」の後日譚。鄭の太子・掘突(読みは「クツトツ」)が父の鄭公・友の遺志を継ぎ、鄭を背負う様を描く。,「鳳凰の冠」…叔向(読みは「シュクキョウ」は、市中の店で鳳凰の翼から取った羽で作ったかのような立派な冠にしばし見とれるものの、元は名家であった羊舌家は既に斜陽に差し掛かっていた…。
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【中国古代小説の名作、新たに】中国で初めて文字を創造した武丁を描いた表題作はじめ、夏、商(殷)、周といった古代王朝を舞台にした傑作群が大きい活字で再登場。
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