ナベちゃんのヨメ (Kindle Single) [Kindle]
- Amazon Publishing (2017年7月14日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (37ページ)
感想・レビュー・書評
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読み心地悪りぃ〜〜〜けど、辻村深月ってこんな感じだよね。
恋愛って沼だなと思わせられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人の嫁を笑う権利は誰にもない、それはそう。
ちょっとメンヘラかもね、やばいんじゃないの、と陰口を叩く権利もない。
でも中盤で出てきた、自分たちがナベちゃんを異性として見ていなかったから、自分たちは彼を”選ばなかった”のだから文句を言う筋合いはない、という論理は謎。少し傲慢のように思える。彼に振られた元恋人なら干渉していいわけでもないし、普通に人の選んだパートナーに口出しすべきでない、で良かったのでは。
自分も周りの友人もかなり友人間だとそのあたりの距離感を間違えがち。友達のことを思って、が100%の理由でないことはなんとなく相手にも伝わるからナベちゃんと女性陣の縁が切れたんだと思う。冷やかしがちだけど、人の人間関係における優先順位はそれぞれだから友人のそれは尊重したいと改めて思った。
個人的には薄いあわよくば、の気持ちで女性陣の中にいたナベちゃんも、端から彼女たちのことはそこまで大事な友人とは思っていなかったのでは…?と思う。
全体的に情景がありありと目に浮かぶ、かなり身につまされる話だった。不確定な噂話の真偽を確かめないのはその場が楽しいからだし、その醜悪さは渦中にいると見えにくい気がする。多分読み返さないけれど覚えておきたい小説。 -
一瞬で読み終わってしまった
この短さが、いいような悪いような
もっと深い所まで描いてほしかったな! -
面白かった〜こういう夫婦・カップルいそう
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ぱっとしない子よりさらに文体に癖あり!
短い。読みやすい。
コーラス部っていう表記が高校生かと勝手に思って思い込み。 -
Kindle Unimitedで読んだ。
夜中に目が覚めて、寝られなくなってしまって、Kindleを立ち上げたら、ロック画面にお薦めと表示された。Kindle Singleなので、すぐに読めるなと思って読んでみた。
「ナベちゃんのヨメは、やばい」
恋は盲目という以上にやばい関係のようだっが、ヨメがやばいだけじゃなくて、それを受け入れているナベちゃんもやばいようだ。
学生の頃に、そんなやばい関係になった友人のことを思い出した。
あの頃、やばい彼に仲の良かった友達を取られた感覚を皆が持っていた。
友達を失ったようで悲しかった。
そんなことを思い出した。 -
学生時代の友人のナベちゃんが、婚約者を連れてきた。男女の友情のはかなさを感じる。