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Amazon.co.jp ・電子書籍 (204ページ)
感想・レビュー・書評
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幕末維新の時代に活躍した、ジョン万次郎(中浜万次郎)。
その生涯を追った伝記小説の、第4巻が文庫化されていたので、電子書籍版で読むことにしました。
捕鯨船での航海を終えて、船長と共にアメリカ・ニューベッドフォード港で船を降りた、万次郎。
船長の自宅がある、フェアヘブンの街での生活がスタートします。
16歳になった万次郎ですが、フェアヘブンで最初に経験した生活はなんと、小学校に通うこと。
年下の子供たちとの交流、わき起こるトラブルを中心に、話が展開していきます。
長い年月に渡って鎖国政策を続けていた、当時の日本。
海外で生活する日本人は皆無に等しく、万次郎そして受け入れ側のアメリカ人たちにとっても、試行錯誤の日々。
士農工商という言葉で代表される通り、身分ではっきり区別されていた、江戸時代の日本人。
選挙で国のリーダーを決める、アメリカ。
平等そして差別が、この第4巻を通じたテーマになっています。
そのような状況の中で、まっすぐに生きていこうとする万次郎と、そんな彼の姿勢と才覚を認め、支援しようとする周りの人々。
時代や国にかかわらず、清らかな心で一生懸命に生きていくことの大切さを、学ばせてもらいました。
第5巻もすでに発表されているようなので、文庫化されることを楽しみに待ちたいと思います。
『ジョン・マン1 波濤編 (講談社文庫)』
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4062779501
『ジョン・マン2 大洋編 (講談社文庫)』
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/406277951X
『ジョン・マン3 望郷編 (講談社文庫)』
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4062930137
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山本一力の作品
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