地球へ…[カラーイラスト完全版デジタルエディション] 1巻 [Kindle]

著者 :
  • 三栄
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感想・レビュー・書評

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  • わたしが子供の頃の作品だが、未読だったしお安くなっていんたので手に取ったが、いやはやこんなに考えさせられるお話だったのね。

  • SF漫画「地球へ…」の電子書籍版第1巻です。
    コンピュータによって全てを管理されるディストピアの時代、新人類ミュウが発生します。
    宇宙へ出た人類はミュウを恐れて組織的に排除しますが、レジスタンスが抵抗を続けている世界です。
    その攻防と登場人物の精神的な葛藤が魅力の一冊。
    2巻にも期待します。


  • マザーコンピューターによって完全管理された未来の世界。
    当たり前のように“目覚めの日”を待つジョミーだったが、彼は“目覚めの日”に世界の隠された歪みに気づき抵抗する。
    マザーに支配された人類と、超常の能力を有した新人類・ミューとの争い。

    ソルジャー・ブルーの切なさとキースの悲哀。
    ジョミーの成長物語でもあり。
    ン十年たって改めて読むと壮大で深い物語だった。
    頭に流れるのはやはり、ダ・カーポのあの曲。
    ピアスに憧れたっけ。

  • 40年前の作品? この頃の作者さんは20代? マジにございますか?
    「あのとき想像していた未来」の典型的な図(あのタイツのような、ピチピチのスーツ!)の中に、「機械に管理される人類」という、今でもお馴染みの設定。ストーリーが濃すぎて頭がパンクしそうだ。

    関係ない話をする。かなり前に『サトラレ』という作品が流行った際、「ほら、この声が聞こえているんだろう!? ほら! ほら!」と心の中で連呼したことがあった。ジョミーはそれすらしないから、本当の意味で「ソルジャー」なんだよなあ。

  • アニメ映画化もされたことのあるSF漫画の古典的傑作と名高い本作。廉価で配布されていたので、Kindle版を購入。設定が突飛すぎて、まだどう解釈して良いのかわからない箇所も多い。描かれた時代を考えると、当時としてはかなり画期的な作品なのは間違いない。

  •  テーマは伝わってきたが、細かいストーリーや意味は難しくて一回では入ってこなかった。ただ便利になって疑問を持たずに生きる、地球を脱出してしまった人類に生きる意味を問いかけているような話だった。例えば遺伝子のみから子どもが生まれるようなシーンとや、途中まで生きた記憶を別の記憶とすり替えるようなシーンは現代でも倫理的に問われるテーマを提示している。
    地球に向かおうとする人類に何が見えてくるのか。その先のストーリーが気になる。

  • Kindleで安売りしていたので全巻読んだ。
    以前から読みたいタイトルだったので読めてよかった。

  • 連載時以来の再読。
    コンピュータの描写に時代を感じはするが40年近く前の作品とは思えない。傑作。

  • 4.0◼︎記録用

  • 確か小学生の頃に読んでた。懐かしい漫画。あれから地球の破壊はさらに進んでる…。

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著者プロフィール

1950年、徳島市に生まれる。徳島大学教育学部中退。68年『リンゴの罪』でデビュー。70年、雑誌連載をきっかけに上京。以後、SF、同性愛、音楽、歴史などを題材に多彩な執筆活動を展開。80年、『風と木の詩(うた)』『地球(テラ)へ…』により第25回小学館漫画賞を受賞。主な作品に『ファラオの墓』『イズァローン伝説』『私を月まで連れてって!』『紅にほふ』『天馬の血族』『マンガ日本の古典 吾妻鏡』などがある。京都精華大学にて2000年~教授就任。14年~18年学長。2014年紫綬褒章受章。

「2021年 『扉はひらく いくたびも 時代の証言者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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