突破するデザイン [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • デザインがこれからは問題解決ではなく、意味のイノベーションになるという話。
    解釈を変えるということだと思う。ホシノマチ団地でやっている取り組み。

  • イノベーションには2種類ある。それは問題解決のイノベーションと意味のイノベーション。前者に有効な思考法がデザイン思考である。一方、本書で詳述される意味のイノベーションでは、そのデザイン思考とは全く異なるどころか、真逆のプロセスが必要とされる。非常に衝撃かつ納得感の高い内容でした。また、TEDのプレゼンが非常に感動的でした。

  • このアプローチはより優れた方法であり(例:3歳以下の子どもへの鎮静剤投与が 30 ~ 40%低減、使用する放射線量を4分の1~2分の1に低下)、より効率的である(例:機器の情報処理時間が 15 ~ 20%短縮、CTスキャン利用の手順の簡素化)と判明した。AEHを利用している病院は、患者と経営者両方にとって魅力的なものとなった

    ニーズは聞いても出てこない、自分で観察して自分の中から絞り出す必要がある、と感じたいい参考例です。今の業務は御用聞きになっています。それでも要望に全て応えれている訳ではありません。ただ、応えているだけではジリ貧、自分や組織の衰退を招きます。出来るだけ仕事相手の職場に足繁く通って、彼らが何に困っているかを自分の五感をフルに使って感じ取りたいと思います。

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著者プロフィール

イタリア ミラノ工科大学教授。専門はリーダーシップ論、イノベーション論。大学でマネジメントとデザインのコースを担当する一方で、経営者に対してデザインとイノベーションのマネジメント教育を行う研究組織であるMaDe In Lab を指揮する。マイクロソフトやボーダフォン、アレッシィや任天堂など、100社以上のイノベーションプロセスとその課題を調査している。著書に『デザイン・ドリブン・イノベーション』(クロスメディア・パブリッシング)。ウェブサイト www.verganti.com

「2017年 『突破するデザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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