ブルースをうたう三本足の犬 (Kindle Single) [Kindle]

  • Amazon Publishing (2017年7月25日発売)
3.00
  • (0)
  • (2)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・電子書籍 (35ページ)

みんなの感想まとめ

人間と動物の関係を独自の視点で描いた物語が展開されます。アメリカの高速道路を舞台に、主人公の中年男性キキキと、後ろ足が一本欠けた犬「皮ぶくろ」が織りなすストーリーは、音楽と感情が交錯する深いテーマを持...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ブルースをうたう三本足の犬は、いしいしんじさんの小説なんですけど、この本は、アメリカの高速道路で起きた事件を背景に、人間と動物の関係を描いた作品なんです。主人公は、フォードマスタングGTを駆る暴れ馬のキキキという中年男性で、彼は、一匹の犬を蹴り上げることで、自分の力と威厳を示そうとします。その犬は、後ろ足が一本欠けた「皮ぶくろ」という名の雑種犬でした。

    皮ぶくろは、ソラという10代の女性と一緒に暮らしています。そんな中、皮ぶくろは突然ブルースを歌い始めます。しかも、人間の言葉で完璧な発音で歌います。皮ぶくろのブルースは、「魂のひび割れから漏れてくる」という意味が込められており、聞いた者たちに深い感動や共感を与えます。しかし、そのブルースが原因で起こる騒動やトラブルも多くあります。

    この本では、「音楽愛」というテーマが重要な役割を果たしています。作家ならではの豊かな音楽知識や表現力が生かされており、音楽の魅力や奥深さを感じることができます。また、「ブルース犬」という架空の存在だけでなく、「音楽」自体が物語の核心となっています。

    実際に読んでみると、もっと驚きや感動が待っています。ブルース犬の歌声やキキキの心情の変化、ソラの秘密や高速道路の風景など、細部に渡って描かれた物語は、読者を惹きつける力があります。音楽好きならもちろん、そうでない人にもおすすめの小説です。ぜひ、手に取ってみてください。

  • 不思議な味わいの物語。音楽っぽいというか、ライブハウス感。

  • 私の理解力では理解できないところが多々あったけど、面白かったw

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

いしい しんじ:作家。1966年大阪生まれ。京都大学文学部卒業。94年『アムステルダムの犬』でデビュー。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲二文学賞、12年『ある一日』で織田作之助賞、16年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。そのほか『トリツカレ男』『ぶらんこ乗り』『ポーの話』『海と山のピアノ』『げんじものがたり』など著書多数。趣味はレコード、蓄音機、歌舞伎、茶道、落語。

「2024年 『マリアさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

いしいしんじの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×