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感想・レビュー・書評
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明治期日本の日露戦争の詳細、当時の日本を取り巻く国際政治含む、について著者の観点から学ぶ事が出来大変勉強になった。
1. 当時の日本人の人生を懸けたPassionに刺激を受けた。何を目標に、生きがいに人生を生きたらわからない、現代人が抱えがちなこの悩みを、当時の日本人からは露程も感じない。欧米列強の魔の手が迫る中、日本国としてのIdentitiyを保つべく危機感と使命感を持ちながら国全体で一致団結し海外を相手にもがく姿に刺激を受けた。満たされた現代人とは全く違う生き物であると感じた。
2. 日本国のAggesiveさが現在の日本と別物すぎて衝撃を受けた。冷静に日本がロシアを倒すとか今だと考えられない。戦争の有無についての議論は置いておいて、自らの軍を持ち欧米列強の庇護なしに自分の力で生きていこうとするPowerとMotivationに刺激を受けた。今の日本が如何に骨抜きか、国民全体に危機感が無い事を痛感した。
3. 戦争という史実の裏に見え隠れする欧米列強の思惑・駆け引きが非常に面白いと思った。自国の利益を拡大する為には何がbestの選択肢か、いつの時代も各国は考えていて現代の時事もそういった背景や本音を推測・意識する事でまた違った見え方がしてくるのではと再認識した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日露戦争に向かう明治期の日本人を秋山兄弟と正岡子規を中心に据え描く群像劇。
人の運と縁と努力と、それが数十年の時を経て歴史を動かす様を目の当たりにしたようで、読了後しばらく放心。
途中の特に陸戦の戦術展開は興味がわかず読み進めるのが辛かった。
また、自分のイメージの中にあった日露戦争像とだいぶ異なる悲惨な辛勝ぶりに、改めてこの戦争に命を捧げた先人に感謝の思いを抱く。それにしても、現代からは考えられない”人がゴミのような”消費ぶりに、厭戦感もひときわ高まる。 -
司馬遼太郎記念館調べ。読みたい小説1位。原作もドラマも良かった。この本を持って、大連・旅順に行きました!
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日露戦争で陸軍海軍それぞれで活躍した秋山兄弟が主人公の話。
日露戦争を著者が取材や研究によって出揃った事実をもとに、著者ならではの視点を加えながら定説すらも覆し、知られざる一面を克明に描いている。
とにかく長い。
主人公を取り巻く人々が登場するたびに生い立ちから書いていくので脱線が長い。
しかもロシア側にも話が広がるのでなかなか話が進まない。 -
約1年かかって読破
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明治期の日本の雰囲気が興味深い作品。名を成すために勉強するという感覚があったというのが新鮮。
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明治の軍人秋山好古、真之兄弟と正岡子規を中心に描かれる明治の群像。個人的にはほとんど興味のないテーマにも関わらずページを捲る手が止められず、秋山兄弟に共鳴して一気に読んでしまった。途中から本格化する日露戦争。まさに個人が戦をした最後の戦争。バルチック艦隊との決戦、そして感動のラストへ。
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3巻まで読んで止まっていたが、4巻から8巻まで一気に読みました。
ドラマ化もされていましたが、明治という時代を3人の主人公の成長ともに描いた作品です。
国民国家の形成が生き生きと描かれており、当時のロシア帝政との比較も興味深かったです。
また愛媛県の坂の上の雲ミュージアムに行きたいです。 -
題名は聞いたことがあるが、明治維新後の小説ということで個人的に興味をひかれることなかったが、いざ読んでみると、見事にはまりました。
明治維新から近代国家を目指した日本、その前に立ち塞がる帝政国家。さらにそれらに勝利したことで国際社会での日本の地位を確立。
しかし、その確立が未来の日本の軍国主義、神風特攻隊の悲劇、第二次世界大戦への敗戦へのきっかけへ。
明治維新から大戦敗戦まで77年、さらにそこから75年後の現在。今、この時代に生きてるわたしたちも日本をまた強くしなければいけない宿命を背負っている世代なのかも知れない。
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もしあの時ロシアに負けていれば、今どうなっていたのだろう。負けていたら太平洋戦争に巻き込まれことはなかったかもしれない。
あの判断が、あの天気が、あのプリズム双眼鏡が現在に導いたと考えると感慨深いものがある。
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