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みんなの感想まとめ
精神医学の歴史と人間の心の闇を描いたこの作品は、火星の精神病棟を舞台に、クーデターという事件を背景に展開します。主人公が脳の手術を受けたことで、彼の感情や存在についての疑問が最後まで漂い、読者に深い思...
感想・レビュー・書評
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話の流れの中で病院のクーデターという大きな事件が起きるのだが、そういう事件性よりも、精神医学の歴史の流れが面白くて読んでいた、という感じだ。脳の手術をされたのが主人公本人で、その本人に感情があるのだろうかという点は最後までぼやかされていたのが気になる。
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火星の精神病棟を舞台にしたSF。
巻末に参考資料が多く載っているように、実際の精神医療の歴史について多くの文字が割かれている。それがSF小説として昇華されているかどうかは微妙なところだが、そんなに長い小説ではないし、このくらいの文量ならごまかしながら読み進められた。
これは引用された文章なのだが、カンボジアには鬱にあたる言葉がないらしく、落ち込んだりした時でもなんでも「大変だ」で表すらしい。本当かどうか、いまでもそうなのかどうかもよくわからないが(言葉は輸入されてくることもあるし)、このように引用文献からの言葉がちょっとおもしろい。
本書の文体のせいもあるが、全体的には陰鬱である。ストーリーにあっているといえばあっているが、どうにも暗い話だった。 -
火星の精神科医のSFもの。あれもう終わっちゃうの?って
終わり方。アリではあるけど、もう少し楽しみたかった。
著者プロフィール
宮内悠介の作品
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