虐殺器官(完全生産限定版) [Blu-ray]

監督 : 村瀬修功 
出演 : 中村悠一  三上哲  梶裕貴  石川界人  大塚明夫  小林沙苗  櫻井孝宏 
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4534530105103

感想・レビュー・書評

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  • 単行本は2007年刊行。著者が2009年に死去。私は2010年にハヤカワ文庫で読んだ。
    と、経緯を書くのは、SFに暗い私ですらが、伊藤計劃以前/以後という国内SFの潮流に、多少なりとも立ち会ったような気持ちでいるからだ。
    それくらい彼の書いた小説には時代性が含まれており、それを享受するときは常に「すでに死去した人が最前線だか未来だかに立ち続けている」という不思議な感覚を味わっていた。
    だから三作がアニメ映画化されると聞いて小躍りして待機していたら、制作会社マングローブが解散→ジェノスタジオが引き継ぎ、とやや味噌がついた、かと思いきや。
    この映画化は大成功だと思う。

    近未来の戦争はこんなふう、という文字による想像を、確実に裏打ちしてくれる映像。
    人工筋肉、侵入鞘、といった概念のフレッシュさが小説の導入になっていたが、映像でも間違いなく引き継がれ。
    なおかつドローンによる事前掃討が、細やかに動ける兵士侵入の前提になっている、など。いいね、映像的にもフレッシュだね。
    いま思えば拡張現実→オルタナ→オーギュメンテッドリアリティ→スマホをかざすと街に情報が浮かぶセカイカメラ、といった近未来感覚の走りを教えてくれた小説でもある(結局セカイカメラは終わったけど)。

    「虐殺の文法」という、映画「キュア」やバラード「コカイン・ナイト」を思い出させる中核が、小説読後の感想として残っていたが、
    この映画を見て、それとは別に、「痛覚マスキング」というトピックのことも大いに思い出させてくれた。
    そうそう、「仕事だからな」という台詞に象徴される「他者に対する無感覚」は、我々の生活そのものでもあるのだ。
    ドラえもんの「ヘソリンスタンド」を連想したりもした。

  • 原作読んだ方がより理解できるか。
    SFという気がしない。本当に近い将来というか、今現実にこういったことが起こっていそうな気がする。
    考えさせられる。

  • よくできたSFで、悲しく深い内容です。
    少し理屈っぽい内容なので好みは別れそうですね。

  • ※激しい暴力及び流血描写、一部に性描写の含まれる作品です。

    【備考】
    すきです。
    9箇月前に劇場で鑑賞した作品ですのでレビューを差しひかえます。
    完全生産限定版には2点の付属物があり、ひとつは全20曲計1時間1分秒を収録したサウンドトラックCD。もうひとつは対談、解説及びアートワークを幾らか掲載した全45頁ほどのブックレットです。
    下記URLは、原作に当たる作品についてのレビューです。
    http://booklog.jp/users/70x20/archives/1/4150309841

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