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感想・レビュー・書評
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御嘉賞を賜ること・・・って、うーん。俺は強い疑問と怒りすら感じるけど、それを言っては、当時のあの人たちを否定することになりそうで、なかなか難しい。その時代の精神というものは、別の時代の人間がうかつに言ってはいけないものなのだと思えた。末のエピソードは、ひとつのクライマックスだろう。
「覚悟ある武人の死は美しいものだと思っていた」
「だが 今 間近に来て知る」
「死というものは
実に汚らしく
おぞましく
無惨な悪臭を放つ―」
重い言葉だ。
「ならば 言葉だけは美しく―」と続いてはいるんだけど、心の残すべきは前半の部分だろう。こんな悲劇を繰り返さないために。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おもしろい。
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