「憲法改正」の真実 (集英社新書) [Kindle]

  • 集英社 (2016年3月22日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 私は憲法改正派でも護憲派でもない。というか、どちらに賛成すべきか判断できるほど知識がなくて、選挙のときに困ってしまう。(恥ずかしながら、小泉進次郎さんはかっこよくて好きだけど自民党に投票したら戦争できるようになっちゃうのかなぁ。。。くらいのレベル)
    そして、やはりこの前の(2017年10月)衆議院選挙でもイマイチよく分からないことが多くて困った。私が感じていた疑問はこうだ。
    ・「自民党は保守、立憲民主党や民進党などの野党はリベラル」みたいな言い方をするけど、なんで憲法改正したい方を保守って言うんだろう?
    ・「立憲」って何? 憲法を立てる→憲法を作るってことかな?安倍さんの改正案と枝野さん(立憲って付けるくらいだから改正したいはず)の改正案の違いって何だろう。
    ・そもそも改憲vs護憲って図式はおかしくない?改憲案も色々あるはずだよね。
    …などと考えて手に取った。(加えてKindleのセールだったから)

    結論から言うと、上記の疑問はおおよそ解決したように感じる。それだけではなく、この本で初めて知った思想、歴史、言葉も多くあった。なかなか強烈な自民党批判の表現もあったけれど、普段どうしても与党寄りのニュースが多く耳に入ってしまうので新鮮に感じて面白かった。

    説明も分かりやすいと思う。対談形式で、著者の主観(のように思える部分)も入っているから、カタすぎなくて読みやすい。

    特に私にとって1番勉強になったのは、当初の疑問の一つでもであった立憲主義と民主主義の違い。この本で私が理解した内容を簡単に整理すると下記の通り。
    民主主義…人民(一般庶民)には制約のない権力がある。よって、その人民によって選ばれた者にも制約のない権力があるのだ。
    立憲主義…いやいや、それを制御する絶対的な力(法)も必要でしょう。

    本にはもっと詳しくちゃんと書いてあるので読んでみてください。共感したりツッコミ入れてみたり、考えるきっかけになると思います。

  • 電子書籍にて購入読書中。

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著者プロフィール

東北大学名誉教授・東京大学名誉教授
1934年生まれ。1957年東北大学法学部卒業、1964年同大学院法学研究科博士課程修了。法学博士(東北大学)、名誉博士(パリ第2大学)。2011年レジオンドヌール勲章。1964年東北大学法学部講師、1965年同助教授、1971年同教授、1980年東京大学法学部教授、1995年上智大学法学部教授、2000年早稲田大学法学部特任教授。主著は『憲法〔第4版〕』(勁草書房、2021年)、『抑止力としての憲法』(岩波書店、2017年)、『個人と国家』(集英社、2000年)、『権力・個人・憲法学』(学陽書房、1989年)、『自由と国家』(岩波書店、1989年)、ほか多数。

「2024年 『近代国民国家の憲法構造 増補新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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