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みんなの感想まとめ
地元の横浜駅が舞台となり、全国に増殖する横浜駅を描いた独特のSF作品。短編集形式で構成されており、各地の横浜駅にまつわる人間の歴史や謎が展開される。前作の伏線が回収される一方で、さらなる続編への期待を...
感想・レビュー・書評
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地元横浜駅がSFになった⁉︎しかし横浜駅が全国に増殖している作中では地元感全くナシ!残念!
前作の伏線のいくつかが回収されたけれどもまだまだ残っているので続編に期待だ!
あとがきも面白いよー -
シリーズなのか2冊目、2巻ではないと思う、表紙のコイツが自動改札⁉全国の<横浜駅>と人間の歴史を描く短編集■『プロローグ』JR北日本の謀とは…『瀬戸内・京都編』キセル同盟とは…『群馬編』意味深な終焉、キトとは…『熊本編』JR福岡の状況は…『岩手編』JR北日本ふたたび、アンドロイド工作員たち『エキナカ都市案内』追加情報『あとがき』メタ的な…ベストかも■前日譚やら伏線貼りがいっぱいなスピンアウト。黒幕らしいユキエさんの謎は明かされず、実はJR東海の陰謀だったりしない?本編の続きを読みたいSF作品(2017年)
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オーディブルは柞刈湯葉『横浜駅SF 全国版』を今朝から聞き始める。前作のスピンオフ的な本らしい。
「瀬戸内・京都編」は二条ケイハとキセル同盟の京都時代の活動を、四国に渡るために瀬戸内海のとある島に立ち寄ったハイクンテレケにキセル同盟の生き残り・熊野シドウが語る。京都のスカイネットをほぼ手中におさめていたケイハはおそらく、亡き父が遺したノードに取り囲まれた「42番出口」のことを調べ始めたとたん、Suica不正認定の対象となり、キセル同盟は壊滅に追い込まれた。
シドウの生まれ故郷の村を支配していた住人は、ミリエン(実態をもたないデジタル通貨)の採掘機械をひそかに独占所有していて、ミリエンを供給することで村の住人を飼い慣らしていた。
「横浜駅で人口が増えるたびに、Suikaの導入でネットに五〇万ミリエンが徴収されるでしょ。でもそれを繰り返すとエキナカで流通するミリエンがいつか枯渇する。変だと思ったことはない?」
「それはね。減った分のミリエンを採掘して、流通上に戻す機械があるからなの。(後略)」
「違うわ。そもそもミリエンにそういう物理的実態はないから。Suikaのミリエンはつまり、取引の履歴をすべてスカイネットに流通させることで、どのSuikaにどれほどの残高があるかを規定してるの。それの技術的背景にいくつかの暗号化システムが絡んでいて、ある種の計算の困難さがその暗号システムを保証している。だからミリエンを発生させるのに特殊な機械が必要になるんだよ。私はそれを発掘機械って呼んでるわ。見たことは無いけど。だからその人たちは一方的にお金を供給できて、それで下の人たちに命令できるのね」
ビットコインとそれを支える分散型取引台帳システムであるブロックチェーンそのものだ。マイニングマシンを(域内で排他的に)独占していれば、たしかに打ち出の小槌のようにゼロから価値を生むことができる。
「ユキエさんは、ボクたちがエキナカで団結して謀反を起こすのを恐れてるのかな?」と口にした東北担当の工作員サマユンクルのその後が気になる。
「でも本社に反抗するんだったら、たしかにテレケの力は借りたいなあ。いちばん戦力になるし」
「つまり私のボディが目当てなわけ」
ハイクンテレケが無意識に口にしたこのギャグが(またしても走りながらニヤニヤしてしまった)、たぶん、なにかの伏線になってる。
オーディブルは柞刈湯葉『横浜駅SF 全国版』の続き。
「群馬編」は二条ケイハの父ニジョー・ケイジンと青目先生ことエディ・シマザキが群馬県の浅間山の噴火に遭遇したときの話。
オーディブルは柞刈湯葉『横浜駅SF 全国版』の続き。
青目先生のもとに居候することになったSuicaをもたない少女キト。噴火前の山の南側の駅孔で出会った言葉を話せない少女らしく見えるのだが、噴火後の駅孔には、少女のものらしき人骨が残されていた。ならば、キトは誰?
「熊本編」はJR福岡の技術部門化学班の新入社員・島原ミイカが、宿舎棟で起きた横井教官殺人事件を調べるプロセスで、情報部門の大隈隼光と出会う。犯人は、横井に恨みをもつ化学班の先輩・黒木だという。
オーディブルは柞刈湯葉『横浜駅SF 全国版』が今朝でおしまい。
「岩手編」はJR北日本で最も優秀な工作員サマユンクルがみずからの目的に目覚めて職務(人間から与えられた目的)を放棄する話。その目的とは、生命と同じく、生存すること。ユキエさんが何者なのかは最後まで語られなかった。 -
前作に比べると、ちょっと物足りなさは覚える内容。
話の幹に対して、それぞれの枝を伸ばしていったような印象で、もう少しなんかほしかったなあ、という感じ。まあ、続編をもっと出すぞ、というための布石と見れば納得感はある。
あとがきは相変わらず面白かった。 -
弐瓶勉のBLAME!みたいな設定だし私好みのSFでとてもよかった
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横浜駅SF 全国版 (カドカワBOOKS) [Kindle] 「横浜駅」の世界観がしっかりしているためか、周辺のストーリーも面白い。続編が期待される。
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横浜駅SFをベースに、奥行きを描写。
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こちらの短編集のほうがより横浜駅SFっぽい印象でよかった。横浜駅SFを先に読んで横浜駅SF世界の情報が背景にあるのが前提で話が綴られているので、世界観の説明にあまり紙幅とられずお話としてのバランスがよくなっているせいかもしれない。あるいはTwitterでの横浜駅SF原案を初めて見たときの印象に近いというか。
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「横浜駅SF」のスピンオフ。
構成としては短編集。
舞台は日本各地、時系列的にはいずれも前作より前で、
登場人物も前作に密接に関わりのある人がほとんど。
本作に登場する横浜駅化した京都のように、
世界観がより重層的になった。
熊本編は突然ミステリージャンルに毛色が変わって面白かった。
今後続編があるなら北の工作員たちをもっと深掘りしてほしいな。
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