サマーブレイカー [Kindle]

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  • 電書バト
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感想・レビュー・書評

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  • 昔読んだ漫画のことが知りたくて
    記憶を頼りに探したが見つからなかった。
    作者も題名も知らない。
    漫画喫茶で読んだ雑誌に載っていた作品だったと思う。
    デリヘルとラブホテルのシーンを手がかりに
    ネットでさがしたが結局分からなかった。
    陽水じゃないが、探すのを諦めたら
    何故か、画像で見覚えのある絵を見つけ
    何とか辿り着いた。
    それが古泉智浩の『ワイルド・ナイツ』。
    だからたぶんこの作者の名前は一生忘れないと思う。

    同窓会、野球拳で負けた女の子に
    胸を見せて貰うシーンの情けなさが
    何とも言えない。切ない。
    何というか全体を通して流れる
    諦めというか醒めた空気というか
    抜けた感じが好き…ではないがすごく良い。

  •  予備校生の桜井は、ヤンキー高校で普通のヤンキーでない生徒として過ごして一浪して受験勉強をしているのだが、夏で上京した同級生が帰ってきて同窓会があったり、仲間に呼び出されたりでヤンキーと接しなくてはならず、肩身の狭い思いをする。元々勉強ができるわけでも好きでもないのに、受験勉強していると、成果が上がってだんだん楽しくなってくる。それまで何一つ懸命に取り組んだものがなかったからだ。ところがそうは言っても出来の悪い仲間しかいないため、そいつらとついつい遊んで勉強がおろそかになり、そうして他校のヤンキーとの喧嘩にかり出されたり(卒業しているのに)、同窓会で野球拳をしたり、すっかり存在を忘れていた同級生にかまされたりと散々であるのだが、無自覚に散々な道を歩んでいるアホな同級生どももいるため、それほど悲惨に見えない。

     そんな漫画です。

     自分で改めてキンドルで読み返してみて面白かったです。よくぞ、こんなテーマで一冊分描いたものだと我ながら思う。滅多に無い漫画なのではないでしょうか。

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