響~小説家になる方法~(7) (ビッグコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 映像化の前に、まぁテンプレ的な感じだけど、イラストレーターとのやり取りがあって。
    さらに映像化の方はもうわかり易すぎるやばいプロデューサー。次巻の予告もヤバそうだ。

  • 「漆黒のヴァンパイアと眠る月」を勝手に投稿し、文庫新人賞を受賞した花代子は引き返せなくなる。アニメ化の話も具体化しテレビ局のアニメプロデューサー津久井は「ひびき」と「響」は同一人物かと探る。響は最終的に蹴飛ばすことになりそうだなって恐ろしい。イラストレーターも小説を読まずにイラストしたなんてとんでもない奴。ここでも響は激怒してやってしまう。夏休みに入り肝試しに学校の図書館に。幽霊を慰める響の優しい一面も。そして、合宿で熊と遭遇。さすがに蹴飛ばさずに死んだふりか。部長は花代子に引き継がれどうなるか?

  • 『漆黒のヴァンパイアと眠る月』編。
    響と津久井の真剣勝負。響も響だが、津久井も津久井である。
    そして響に関わる作家がみんな何かしらの影響受けるのがまたぐっとくる。

    「なんとなくや、とりあえずで先のことを決めたくない。私は今、絶対の意思をもって特に決めてないの。いつかは決める。あなたは黙ってそれを信じていればいい」
    「人の小説をでたらめにいじって、私が傷つかないとでも思ったの」
    「モノを創るのに何割とか言う奴が本当にいたのなら、そいつは作家じゃないから相手にしなくていい」

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  • 1巻から。裏切らない面白さ。

  • 「最終的には蹴飛ばすことになりそうだ」ってすごい初印象…確かに津久井、響と見破ってからも極悪。祖父江も何しにきてるんだかわけわかんないけど「それで祖父江さん、かなたは私にケンカ売ってるの?」響って…ぶれないな(笑)逆に殴られた子安が「気持ち悪い」とこから戻ってきた。読まずに描いた「全くイメージにそぐわない」イラストをこれで進める、売れる相手ならもっと時間割くけど?って態度ゴリ押しするような天狗の霧雨アメに「シャッターだソースだそんな話はしてないの。描き直し!」ってビリビリする響にスカッ!

    ラフに作業代請求するアメぶち殴って「人の小説をでたらめにいじって、私が傷つかないとでも思ったの」(←高校の頃に美術の先生に自分の絵に勝手に手を入れられたの思い出した。傷つくというよりムカついたから更に上から塗ったっけ。自分より若輩なら何をしてもいいわけじゃないんだよ。今ならパワハラとかなんとか文句もあるんだろうなぁ。昔は先生って絶対権力だったけど)

    そういう騒動を外で豚に録画させてる、というよりわざと騒動起きるように会わせた津久井ってつくづく…。 「モノを創るのに何割とか言う奴が本当にいたのなら、そいつは作家じゃないから相手にしなくていい」←アメもアメだが響もバッサリだな。つうか、響にセクシーショット求めてないから水着とかやめてくんないかなぁ。

    リカちゃん別荘で合宿、なんでも出来ちゃうリカちゃんとタカヤくんは引退かぁ、3年かぁ。シローくんへの小説書き方アプローチ、さすがのリカちゃん。カナ、ノリコンビ、天然でいいなぁ…リカより身近な響ちゃん目標(笑)「ある日森で熊さんに会う話」感服するリカちゃん素直ないい子だな。つうか、ほんとかよちゃんのビキニ、乳デカイだけでなんなの? 朝からテンション高いカナ、ノリコンビに小説読まれて「響」がバレる「言ったらひっぱたく」ww←今までバレてない方が不思議だよ…

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  • なかなかもったいなくて最新刊を読めなかったのだが読んでしまった。
    次巻はいつ出るんだ?
    待ちきれないんですけど。
    いやあしかしまあまたもやヤバいことになってきたなあ。
    「小説家になる方法」というタイトルだが、読めば読むほど小説家にはなりたくなくなるな。
    こんなにもトラブルに巻き込まれなくてはいけないのか。
    まあ8割くらいは響自身のせいだけどな(笑)
    ラノベアニメ化編はこれまた色々こじれそうで怖い。
    ホントそろそろ殺されそう・・・
    響大丈夫か?

  • 花代子の安直な行動が新たな事件をひきおこす。文芸部に新入部員も入り、賑やかになってきた響の周辺。それでも一ミリたりとも響はぶれず、不感症なのか無関心なのか鉄の心臓なのか。どれもか。ラノベに同人誌に。閉じた世界で自惚れだけが増長するイメージで、そのイメージが再現されてるのは事実か虚構かさてはて。「人の小説をでたらめにいじって、私が傷つかないと思ったの。」鉄仮面の響だが内心傷ついていたのか。わかりにくいな。

  • 今回は響の暴力も納得できました。プロ、というか作品を作るものの正当な考えをきちんと口にできるのは素晴らしいです。誰に対しても遠慮する必要はないですけど、すごいもの作ってる人にしか言えないし受け入れられないなとは感じました。プロデューサー、やな感じ。

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