- Amazon.co.jp ・電子書籍 (190ページ)
感想・レビュー・書評
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「漆黒のヴァンパイアと眠る月」を勝手に投稿し、文庫新人賞を受賞した花代子は引き返せなくなる。アニメ化の話も具体化しテレビ局のアニメプロデューサー津久井は「ひびき」と「響」は同一人物かと探る。響は最終的に蹴飛ばすことになりそうだなって恐ろしい。イラストレーターも小説を読まずにイラストしたなんてとんでもない奴。ここでも響は激怒してやってしまう。夏休みに入り肝試しに学校の図書館に。幽霊を慰める響の優しい一面も。そして、合宿で熊と遭遇。さすがに蹴飛ばさずに死んだふりか。部長は花代子に引き継がれどうなるか?
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1巻から。裏切らない面白さ。
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花代子の安直な行動が新たな事件をひきおこす。文芸部に新入部員も入り、賑やかになってきた響の周辺。それでも一ミリたりとも響はぶれず、不感症なのか無関心なのか鉄の心臓なのか。どれもか。ラノベに同人誌に。閉じた世界で自惚れだけが増長するイメージで、そのイメージが再現されてるのは事実か虚構かさてはて。「人の小説をでたらめにいじって、私が傷つかないと思ったの。」鉄仮面の響だが内心傷ついていたのか。わかりにくいな。
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今回は響の暴力も納得できました。プロ、というか作品を作るものの正当な考えをきちんと口にできるのは素晴らしいです。誰に対しても遠慮する必要はないですけど、すごいもの作ってる人にしか言えないし受け入れられないなとは感じました。プロデューサー、やな感じ。