ダメなときほど「言葉」を磨こう (集英社新書) [Kindle]

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  • 集英社 (2017年6月21日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • ひとに認めてもらえない
    やることなすこと裏目に出てしまう
    なにがよくないのかさえ、さっぱりわからない…。

    同じ出来事も、ちょっと視点を変えてみると
    少し気が楽になる、そんなやさしい「言葉」の本です

    欽ちゃんは多分根が真面目。それで頑固。
    突き詰めて考え過ぎて知らぬ間に自分を追い込んじゃう。
    もしかしたら未だに性格は変わっていないかも。
    頑固だけど素直。
    けど考え抜いても答えが見付からないから
    人の言葉を受け容れることができるのかも知れません。
    結果、欽ちゃんは「言葉」に救われ、
    前を向いて歩き続けているのかも知れません。

    泣いて過ごすも一生。笑って過ごすも一生。
    一度きりの人生。だったら笑って過ごそうぜ。

    どん底のときには大きな運が貯まってるんだよ
    絶頂のときは不運の種が蒔かれてるんだよ

    高価な買い物をしても名前は残らないけど
    ピラミッドより10cm高い墳墓建てたら
    世界史の教科書変わっちゃうぜ

    自分がいい言葉を発すると周りの人もいい気分になって、
    そうやっていい循環が生まれていい運がやってくる

    人生は言葉の積み重ね
    その都度どんな言葉を発するかで人生も変わってくる

    本気の言葉って、人を動かす力があるでしょう?

    自分から行くんじゃなくて、
    向こうから呼んでもらえる番組を作るのはどう?

    大好きな人を助けるって気持ち、欽ちゃんはお持ち?
    ああ良かった。仕事の話って短い方がいいね。
    欽ちゃん、お茶でも飲もうか。

    言いたい気持ち。そこを堪えて一歩引く。
    すると相手はわかりました!と言ってしまう。
    わからない相手にはもう期待しない。

    「ごめんなさい」は関係を断ち切る言葉
    「言い訳」は関係を続けたい言葉

    迷ったときこそ「遠い」「辛い」を選ぼう
    辛い思いをしたんだから、外れは絶対にない
    大変な道には、いい物語が生まれ、人生を豊かにする

    いじめられてる子に言いたいのは、
    今が人生で一番脳みそが働いているときだよってこと
    ときには逃げも必要。僕なんか逃げてばっかり。
    弱い奴には弱い奴なりの戦い方があるの。
    強い奴にも必ず欠点がある。
    耳を澄ませてよく見ること。考えること。
    いじめられてる子はいい運がいっぱい貯まってるから大丈夫
    いじめる奴は人生のどこかで必ず罰を受けるよ
    だから仕返しなんかしない方がいい。
    その分やり過ぎになっちゃうからね。

    新聞は見方を変えれば、あれは人の物語なの

    苦労は工労と思え
    苦しいときは工夫を重ねました
    工夫に労を費やしました

    いい風が吹かないときは寝てるのが一番
    寝ながら次の夢に向かう準備をしよう

    貧しいことは辛いけど、それよりもっと辛いのは
    言葉まで貧しくなることなの。

    怯える子どもは人の顔色をいつも見てるから、
    人を見抜く力がつくのです。
    怯える子は頭を使うようになるのです。
    怯えを知る子は生き抜く力が強くなるのです。

    不登校の特効薬は「好きなことしていいよ」

    ずっとおつむを下げてなさい。
    下げてりゃ意見が上を行く。
    叱るときはただ正論を並べるのでなく、
    粋な言葉をかけた方が心に残り、
    結果軌道修正されてくのでしょうね。

    大丈夫。何があってもお前を信じてるよ。

    0点も100点も両方経験していることが大事
    「できる子」「できない子」両方の気持ちが解るから

    学校は公平な場所と思わないこと
    社会は理不尽なことだらけなのだから

    辛いことを体験すると、
    優しい言葉が自然と出てくるんですね。

    あなたにとってプロフェッショナルとは?
    勝ったときの喜びが短くて、
    負けたときの悲しみも短い人。
    成功したときはさっさとまた何かに向かい、
    負けたときはいつまでもくよくよしてない人。
    仕事が終わったらいち早くその場を抜け出すことが
    明日への活力だ!

    生きるためには芝居が必要なの。
    人間関係をよくするには多少の芝居が必要です。
    そして生きていくうえでは、
    「やせ我慢」の演技が欠かせません。

    仕事にしたらどんなものでもつまらないもの。
    「つまらない」に自分で気付かないふりして、
    まずはやらなきゃならないことだけこなしてると
    段々要領掴んで面白くなってくる。
    つまらないことを面白くする。
    結局仕事はその過程が一番面白いんじゃないかしら。

    好きで始めた仕事は90%うまくいかない
    ギャップで挫折しがちだから
    特別好きでない仕事はギャップに悩まずに済むね

    はいOK!と言われても、もう一回やらせてください!
    と言える人は必ず成功します。
    決められたこと、命じられたことより
    ほんの少し多くやることを「努力」と言います。
    努力した人には必ずいいことがやってきます。

    優等生は間違うことが屈辱なので慎重になります。
    でも、そこから新しいことは何も生まれません。

    僕が教えると僕を超えることは絶対にないから、
    教えないことが最大の教え。

    怒られろ。怒られてるうちにうまくなるから。
    目上の人から言われたことを、
    まずは素直にやってみることが大事なんです。

    打ち合わせしていいものはつくれません。
    ズレや違和感に思いがけない幸運がやってきます。
    「困る」を解決する打ち合わせは時間がもったいない
    修正できる「困る」は今すぐ修正すればいい。
    修正できないときは走って逃げればいい。

    交渉事は自分の利益より
    相手の気持ちがよくなる言葉を。
    人はいい言葉にしかお金を出さないのです。

    いい言葉には人を惹き付ける力がある

    得したいは不幸の始まり
    嫌な言葉には輪をかけてひどい言葉が出てくる
    「得したい」を一つ抜くと言葉が優しくなるから、
    どんどん会話が穏やかになります

    欲のない人は言葉が純粋

    下町気質は「進んで損をしよう」という気質
    進んで損ができると人に恵まれる

    悪人を最後まで追い詰めない
    叩き続けてると自分自身の言葉が汚くなって
    自分にも罰が及ぶような気がします。
    「あんたも大変だね」
    人を動かすのは叱責ではなく、優しい言葉なのです。

    「ごもっとも!」と感じる意見ほど疑った方がいい

    言いにくいことも言ってくれるのが本当の友達

    みんなが右向いたら左を向こう
    だって、みんなが集まっているところには運がない

    人に「ありがとう」を言わせない洒落たつき合い方

    無理にしがみつこうとするから
    かえって遠ざかってしまうのかもしれません
    「いつ辞めてもいい」というくらいの
    少し引いた距離感がいいのだと思います。

    飾り気のない言葉は、人を惹きつけます。
    それが本当のカッコよさだと思います。

    70歳は人生のスタートだった!
    思考が言葉を変えるように、
    言葉もまた思考や行動を変えていくのです。

  • この人も天才だ。
    天才の思考回路を、こういう本を通して簡単に知ることが出来るのだから、読書というのは本当に効率がいい自己研鑽だ。
    詳細を説明するよりも読んだ方が早い。
    そうか、天才はこういう風に考えるのか。
    読んでいて、自分の甘さがすごく分かった。
    「言葉」を大切にしないといけない。
    人に語りかける一言が本当に重要なのだというのを、この本では教えてくれる。
    なぜこの人が天才なのかは、数々の天才たちが、この人に素敵な言葉を与えてきたから。
    永六輔さんとの出会いくだりは秀逸だ。
    こういう言葉を発せられる人にならないといけない。
    人としての成長は、発する言葉にかかっていると感じる。
    素敵な言葉。それを磨くことは、人生がすごく豊かになる。
    いい本に出合ってよかった。
    (2019/04/19)

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著者プロフィール

1941年東京入谷生まれ。極貧生活を抜け出すために、芸人を目指し浅草へ。1966年、坂上二郎に誘われ「コント55号」を結成。「コント55号のなんでそうなるの?」など数々の冠番組に出演し、テレビ界を席巻。「欽ちゃんのドンとやってみよう!!」「欽ドン! 良い子悪い子普通の子」などで高視聴率を連発し、国民的スターに。視聴率100%男の異名をとる。現在でも、お笑いの現役としてYouTubeなどにも活動の場を広げている。

「2021年 『80歳、何かあきらめ、何もあきらめない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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