公正的戦闘規範 (ハヤカワ文庫JA) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • どれも、今後ありえそうな技術で、興味深かった。

    それぞれ面白かったが、その中でも「公正的戦闘規範」では、今後の戦争やドローンについて考えさせられ、「第二内戦」は世界観が面白いなと思った。

    公正的戦闘規範では人道的な無人兵器という言葉があり、人道的になると戦争は非人道的になるという皮肉を感じた。

    第二内戦ではAIに制御された無駄のない最適な世界を感じた。イメージとして、原子や分子の励起していない、安定状態という感じがした。
     自然現象はエネルギーの低い状態を安定といい、その状態が最適である。
     人工的な現象を人工的に最適化に導くのがAIなのかなと思った。

    人にはその最適化の筋道がわからないから、AIに不信感を持ち、あいまいな理解として意思を持っていると感じるのだろうかと思った。

  • SF短編集。短編集はサクッと読めるのがいいんだけど、世界観に浸ってきたところで終わってしまう寂しさがある。特にこの本では技術がかなり発展した近未来の話が多いため、各作品内の世界観・技術的背景・常識などになじんできてワクワクしだすところで終わってしまう残念さがあった。逆に言えば、それだけ面白かったということでもある。

  • 公正的戦闘規範 (ハヤカワ文庫JA)

  • SFではあるが、各話かなり乖離した内容でも引き締まった描写のできる著者の懐の深さ・博識に関心した

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著者プロフィール

藤井太洋(ふじい たいよう)
1971年、鹿児島県奄美大島生まれの作家。国際基督教大学中退。ソフトウェア開発会社に勤務しながら小説を執筆し、2012年電子書籍『Gene Mapper』をセルフパブリッシングして話題になる。翌年、増補改訂版『Gene Mapper - full build-』を早川書房より刊行、単行本デビュー。2014年には『オービタル・クラウド』(早川書房)を発表、「ベストSF2014[国内篇]」1位、第46回星雲賞(日本部門)、そして第35回日本SF大賞を受賞。
2015年には日本SF作家クラブ第18代会長に就任している。2018年10月、新刊『ハロー・ワールド』を刊行。

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