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感想・レビュー・書評
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多田便利軒のドタバタ。今回の騒動は遺伝上は行天の子でもある「はるちゃん」を一ヶ月半ほど預かって欲しいという依頼に端を発する。行天の過去や、山城町の岡さんの横中バス問題、多田の恋心、星のしのぎとか色々絡まり合って、落ち着きどころの見えないままに物語は疾走し、読む手も全く止められない。やっぱりいいよなぁ、多田便利軒。こんなに空気感の良い小説は少ない。面白い。
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シリーズの集大成、という感じだった。
行天の子ども嫌いをはるちゃんと過ごすことで克服(?)し、多田さんはちゃっかり女社長をものにし、前巻の終わりに匂わされていた野菜集団とも決着がついた。
ヤクザもどきの星さんとも、望まないまま仲良しになっていて面白かった笑
男2人の友情、ともいえないけどなんらかの情があってあったかいお話だった!
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