ゴルゴ13(197) 2017年 10/13 号 [雑誌]: ビッグコミック 増刊
- 小学館 (2017年9月13日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
- / ISBN・EAN: 4910296791079
感想・レビュー・書評
-
「ゴルゴ13シリーズ(197)」さいとう・たかを著、小学館、2017.09.13
337p ¥500 (2018.04.29読了)(2017.09.15購入)
【目次】
1 神の鉄槌
2 影に立つ世界遺産
3 父という男
4 獣の穴
希望の犬Ⅱ はしもとみつお
「神の鉄槌」2013年9月 脚本協力:綾羅木恭一郎
ジャパン・三重県四日市港
三重県・四日市市の鉄道可動橋を取材中のフリー記者がゴルゴを目撃。ゴルゴが見つめていた男が超大物政治家の秘書と知り、記者は政治家の周囲を調査するが……!? (予告より)
「影に立つ世界遺産」2013年12月 脚本協力:香川まさひと
中東・ウマーン、マステカス(架空)
かつて石油資源のため自ら世界遺産登録を抹消した中東・ウマーン国。新たに世界遺産登録を目指す遺跡の地下にも油田が見つかり、ある陰謀が動き出すが……!?(予告より)
DATA.1 オマーンの世界遺産
オマーンには登録が抹消された「アラビアオリックスの保護区」のほかに4つの世界遺産がある。(1)13世紀から14世紀にかけて建造された周囲12キロの城塞「バハラ城塞」。(2)香水の原料や香として焚く乳香の群生地と交易で栄えた都市や港の遺跡を登録した「乳香の土地」。(3)紀元前から使用されているともいわれる用水路のうちのもっとも古い5か所を登録した「灌漑システム ファラジ」。(4)首都マスカットの近郊にある、石を積み上げた住居や塔の遺跡が点在する「バット、アル=アインの考古遺跡」である。(335頁)
DATA.2 抹消された世界遺産
2004年、中世の歴史的建造物と渓谷の自然が文化的景観として世界遺産に登録されたドイツの「ドレスデン・エルベ渓谷」。しかし、登録以前から明らかになっていたエルベ川に架けるヴァルトシュレヒェン橋計画が、2005年の住民投票の結果、正式に決定。これに対し世界遺産委員会はトンネル化などの計画の再検討を求めたが、住民投票の結果が尊重され建設は続行。2009年、委員会は「ドレスデン・エルベ渓谷」の登録抹消を決議した。これは2007年のオマーン「アラビアオリックスの保護区」に次ぐ2件目の登録抹消となった。ヴァルトシュレヒェン橋は2013年8月に開通している。(337頁)
「父という男」2013年7月 脚本協力:香川まさひと
ジャパン、東京
不妊治療の法制化を推進する青年医師。彼は自分が不妊治療の結果誕生したと知り、その精子提供者が法制化で対立するベテラン医師と疑う。青年医師は真実を知ろうとGにある狙撃を依頼するが……!?(予告より)
「獣の穴」2013年3月 脚本協力:ながいみちのり
ジャパン、静岡県浜松市
浜松市の小さなマンションに年に1、2度現れる謎の住人。その人物はこのマンションを建築後すぐに売却、改めて一室を借りたという。奇妙な行動の真相は……!?(予告より)
☆関連図書(既読)
「ゴルゴ13シリーズ(186)」さいとう・たかを著、小学館、2014.12.13
「ゴルゴ13シリーズ(187)」さいとう・たかを著、小学館、2015.03.13
「ゴルゴ13シリーズ(188)」さいとう・たかを著、小学館、2015.06.13
「ゴルゴ13シリーズ(189)」さいとう・たかを著、小学館、2015.09.13
「ゴルゴ13シリーズ(190)」さいとう・たかを著、小学館、2015.12.13
「ゴルゴ13シリーズ(191)」さいとう・たかを著、小学館、2016.03.13
「ゴルゴ13シリーズ(192)」さいとう・たかを著、小学館、2016.06.13
「ゴルゴ13シリーズ(193)」さいとう・たかを著、小学館、2016.09.13
「ゴルゴ13シリーズ(194)」さいとう・たかを著、小学館、2016.12.13
「ゴルゴ13シリーズ(195)」さいとう・たかを著、小学館、2017.03.13
「ゴルゴ13シリーズ(196)」さいとう・たかを著、小学館、2017.06.13
(2018年4月29日・記)詳細をみるコメント0件をすべて表示