SHOE DOG(シュードッグ)―靴にすべてを。 [Kindle]

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制作 : 大田黒 奉之 
  • 東洋経済新報社 (2017年10月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (524ページ)

SHOE DOG(シュードッグ)―靴にすべてを。の感想・レビュー・書評

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  • 10/30 読み終えて
    本文より
    2 0代半ばの若者たちに言いたいのは 、仕事や志す道を決めつけるなということだ 。天職を追い求めてほしい 。天職とはどういうものかわからずとも 、探すのだ 。天職を追い求めることによって 、疲労にも耐えられ 、失意をも燃料とし 、これまで感じられなかった高揚感を得られる 。権力を打破しようとする人たち 、世の中を変えようと思う人たちに言っておきたいのは 、背後で常に目を光らせている連中がいるということだ 。成功するほど 、その目も大きくなる 。これは私の意見ではなく 、自然界の法則だ 。


    この本は、私達若者に向けたメッセージだと、読み進めるうちに考えるようになりました。主人公は、自分の仕事が多くの人々の役に立つことを信じ、逆境にも負けず働き続けます。金のために、や、生きるために、ではなく自分の靴が人々のためになることに確信を持って働きます。
    本書の一節で、金は人間にとって必要だが人生の目的ではない、といった言葉があります。本当にその通りで、仕事の目的がお金になった途端、仕事の充実感は乏しくなります。
    人によって、ハマる仕事が違うのは当然のことで、そのハマる仕事=天職を追い求めることが大切なのだと説きます。

    尾原和啓さんの著作『モチベーション革命』において、「今の若い世代は、金や酒や車といった一世代上の方々が仕事の目的としたモノに満足感を得ることができない。人との繋がりや、役に立ったという感覚を求めている」という趣旨のことを書いていましたが、その価値観に通じるものがあります。

    いかに仕事に熱狂できるか。自分の仕事を遊びとできるか。これが主人公の仕事感なのかな、と読み取りました。
    マクドナルド創業者 レイ・クロック氏の自伝『成功はゴミ箱の中に』を『Shoe Dog』の前に読みましたが、その中にこんな言葉があります。

    「仕事ばかりして遊ばなければ人間ダメになる」という格言があるが、私はこれには同意しない。なぜなら、私にとっては、仕事が遊びそのものだったからだ。

    ここでも、仕事にハマることの大切さが説かれています。

    今、私は大学を卒業して4年。なんの理由もなく、なんとなく就いたツケで、今の職に全く満足することができていません。大学時代を「モラトリアム」なんて呼んで、仕事を嫌なものとみなし、休日を心待ちにするありがちな無気力社会人です。



    そんな私にとって、「仕事って楽しいんだぜ」「仕事がない人生はつまらないぜ」というような生き方をする主人公達は素直に眩しく、羨ましい。いつか私も、という気持ちにさせてくれる。
    しかし、そんな気持ちになって、いつもそのままになる。飛べないバンジージャンプはなく、飛ぶか、飛ばないかは自分が決めているだけだと誰かが言っていたが、この本を読んで行動を起こすか起こさないか決めているのも私だ。
    思い切って行動を起こしてみよう。そしてこのレビューに追記できるようにしよう。(ただこの本のレビューを求めている人には迷惑だと思いますがすみません。ただ、それだけの気持ちを生んでくれる私にとっての名著だと言うことはわかると思います。)

    とにかくこの本はおすすめです!いつかアメリカに行き、主人公の戦友ジェフ・ジョンソンのコレクション本が詰まったホーダーズにも行ってみよう。



    10/29日 途中記録------
    まだ進捗度16%ですが、思わず落涙。感想を書きます。

    実家暮らしの主人公フィル・ナイト。早朝のランニング中にふと閃いたアイディアがナイキブランドに繋がります。知見を広めることを目的に世界を周り、目的である日本 神戸のオニツカタイガーに向かいます。

    さて、一見行動的で社交的なイメージの主人公ですが、実は内気な性格であり、辞書の訪問販売などの仕事をしますが結果は奮いません。自分はこのように人とコミュニケーションを取ることには向いていないのだと考えます。

    その後、オニツカタイガーのシューズのアメリカ西部での専売特許を得るわけですが、ここでもシューズの売り方は訪問販売。ここでは以前していた辞書の訪問販売では考えられないぐらい得ることができます。なぜ辞書は売れず、シューズは売れたのか?主人公は考えます。そこでこのように考えました。本文より引用。

    ------
    ポ ートランドまでの帰りに 、私は商売が突然軌道に乗った理由について考えた 。百科事典は売れなかったし 、軽蔑もしていた 。ミュ ーチュアルファンドの売り込みはまだマシだったが 、内心では夢も希望もなかった 。シュ ーズの販売はなぜそれらと違ったのだろうか 。セ ールスではなかったからだ 。私は走ることを信じていた 。みんなが毎日数マイルを走れば 、世の中はもっと良くなると思っていたし 、このシュ ーズを履けば走りはもっと良くなると思っていた 。この私の信念を理解してくれた人たちが 、この思いを共有したいと思ったのだ 。信念だ 。信念こそは揺るがない 。
    -------

    これは、私の仕事観にも通じます。建前で相手を説き伏せることはできても心を動かすことはできません。真に心から信じていることだけが相手に通じると思うのです。作者の仕事への価値観に触れることができてよかったです。

    ところで、まだまだ読み応えのあるストーリーが沢山詰まっています。主人公がオニツカタイガーの専売特許契約を得るために父親に交渉をした際の、彼の母親の行動などもじーんとします。
    家族やコーチや友人を含めて様々な協力者に囲まれている主人公が羨ましくもあります。続きも期待!




    ところで、私はブルーノマーズにはまっていて、ナイキのコルテッツを購入して愛用しています。雨が多くて全然履けない!

  • もうNIKEしか履かない、とは思わないけど、やはり情熱こそが大事なんだと気付かされる。最後の章「夜」は、グッとくる言葉があふれていて、誰かに伝えたいと強く思った。

  • 20代の時に読みたかったなぁ。

  • 抜群に面白い!!

    フィル・ナイトがNIKEを創り株式上場するまでを振り返った回顧録。

    「ジャスト・ドゥ・イット―ナイキ物語」(http://amzn.to/2m685UN)も面白かったけど、その前の時代が書かれている。

    オニツカタイガーの代理店時代が長かったことが驚き。
    販売代理店契約をいかに続けるかで苦心していたなんて。

    当時からアディダスが巨人で、ダビデのごとく戦いを挑んでいく姿勢が素晴らしい。

    今のアンダーアーマーがナイキ・アディダスに向かっていくのと、どうしてもかぶってしまう。


    日本がとても好意的に書かれていて(日商岩井に助けられたのも大きいだろうが)、読み終わる頃にはすっかりナイキファンになってしまったよ。


    これはビジネス書ではない。
    二十世紀を代表する人物の伝記だ。

  • アディダスとプーマの話は有名だが、オニツカ、要するに今のアシックスとアサヒコーポレーション、そして日商岩井がナイキの創業期にこれだけ関わっていたとはあまり知られていないように思う(俺が無知なだけかもしれないが、それだけナイキの日本国内でのマーケティングが優れていたということなのかもしれない)。
    キャッシュフローと常に戦ってきた生々しい記録を、これだけ丹念に創業者本人が描こうとするのも本当に珍しい。スティーブ・ジョブズの伝記は面白いけどまったくビジネスの学びにならないが、こちらはそのまんまMBAの課題になりそうだ。

  • ナイキ創業の話。
    大手企業ナイキの初期のドベンチャー感がすごい。ここまで大きくなったのは創業者の熱意と何かあったときに適切な人に助言を求めることができたことなのではないだろうか。
    日本とナイキの関係が深いことを本書でしった。

  • NIKE創業者の自伝。
    日本との縁が深い人なので話にも度々登場して面白い。
    様々な苦難を超えて上場するまでのストーリーは読んでいて興奮モノ。
    NIKEができる前はOnitsuka Tigerの販売事業をずっとやっていたことはこの本読むまで知りませんでした。

  • これまで一度もナイキのシューズを買ったことがないが、今度買ってみようかと思った。

  • パットン将軍のことを考えていた。「物ごとのやり方を人に教えてはいけない。何をすべきかを教えてやれば、思いがけない結果を出してくれる」

    これの方が難しいと思います。行為の本質がわかっていなければ、何をすべきかも言ってやれない。妥当性は別にして、行為が明確な分、やり方を伝える方が、指示する側からすれば楽です。

    指示する側に進む意思があるのであれば、物事の本質を見抜く力が必要です。曲がりなりにも、特許で培ってきた発明の本質を探る力、活かせないかと思います。

    最近、発明の本質を突き詰めきれなかったせいで苦労した案件があります。知財の世界に足をっこんでからもう10年、でもまだ、10年、日々の案件で本質を見抜く力を養って行きたいと思います。

  • 途中で終了。評判が高かったけど、これのなにが面白いのだか。

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