- 講談社 (2017年7月14日発売)
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感想 : 3件
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みんなの感想まとめ
女性の失踪を追う探偵物語で、個としての女性の存在や愛の行方を深く掘り下げています。前作と比べて、主人公の村野ミロが少し弱く描かれている印象もありますが、彼女のダサさや失敗を通じて見える強い意志は魅力的...
感想・レビュー・書評
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AVに出演していた女性が失踪した。
今回は正式な探偵業への依頼として、
今回も女性を探す物語。
1作目の「顔に降りかかる雨」のときと比べて、
少し村野ミロという人物が弱く描かれているような気がしたけれど、気のせいかな。
桐野さんの後の著書「抱く女」にも通じるようなテーマ性。
アイコンとして消費されるだけの“女”という記号ではなく、
一つの個としての“女”であり続ける物語。
愛はどこから得られて、
愛はどこに向かうのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
調査対象者と関係を持ち、失敗するミロはとてもダサい。でも、決して搾取されまいとする強い姿勢はかっこいい。
ラストは犯人にとってまさに「天使に見捨てられた夜」であり、辛く悲しい。
このシリーズ、絶対に最後まで読むぞ…
著者プロフィール
桐野夏生の作品
