お姫さまとゴブリンの物語 (岩波少年文庫) [Kindle]

  • 岩波書店 (2003年5月16日発売)
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みんなの感想まとめ

恐ろしいゴブリンたちが愛らしいお姫さまを誘拐しようと企む中、彼女を救うための冒険が繰り広げられます。物語は、子どもたちが夢中になれるワクワクする要素を持ち、特にキリスト教的なテーマが巧みに織り込まれて...

感想・レビュー・書評

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  •  好みぴったりな王道ファンタジーな長編小説!
     お姫さまの優雅で純粋な振る舞い、少年の勇気と知恵、神秘的な魔法使い、どこか憎めないゴブリン達とその家畜、純粋で大切な教育的な呼びかけ、と王道なようでどこか個性的な要素が多く楽しく読めた。暗い鉱山の詳細でワクワクする描写、お姫さまの神秘的なおばあさまとその不思議の部屋の描写など、舞台設定やその変幻自在の舞台変化!
     特に面白かったのはおばあさまの設定だ。世界に魔法の使える人を増やしたいと考えていたりする思想部分も面白いが、部屋の中の描写も良い。小説内のご飯などでワクワクすることは多いが、ベッドや浴槽などあまり見ないファンタジックな理想描写があったのが印象的。またお姫様がいかにもな弱々しく少し頭の弱い感じの女の子かと思いきや、自身の考えや誇りをしっかり持ち周囲に伝えられさらに成長していく性格なのも印象的。ゴブリンの女王も敵役として印象に残る。他のゴブリン達と明確に異なり、弱点を覆う御影石の靴を振り翳してガーディや騎士達と互角に渡り合う姿はまさに敵役として相応しい堂々たる立ち振舞いだ。
     後書を見てみると、ルイス・キャロルやナルニアシリーズのルイス、指輪物語のトールキンなど名だたるファンタジー作家に影響を与えた作者らしく、丁寧な王道さと面白さからも納得がいく。続きもあるらしいので早く読みたい。お姫さまのお母さんやおばあさまの諸々など気になる点も多いがどうなるだろうか?

  • 210914読了 Amazon kids+

    子どもの頃よく読んでいた
    キリスト教的
    坑道の冒険が楽しい

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