本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988166206510
感想・レビュー・書評
-
パッケージの印象と裏腹に、中身は女性をエンパワメントしてくれる、"ピンク"が似合う映画!
12歳の少女との逃避行を描いた『レオン』で有名、ジャン・レノのフィルモグラフィとして重要作品。
年老いた伝説の大泥棒が、若い相棒に裏切られ、疎遠だった娘たちに協力を求める。娘たちに活躍の機会を譲る展開に注目。
主役はふたりの対照的な娘たち!
「家父長制の支配者が年老いて丸くなって娘と和解する」パターン。こういう"和解"のかたちもあると示してくれた、珍しい作品。
かつて一世を風靡した有名ベテラン男性俳優は、作品内で、後進に道を譲る、懐の広い姿を見せて「年配男性のかっこよさ」を示すことがありますが、こちらはいわゆる「男らしさ」から"降りた"描写が新鮮。
敵から殴られ、弱々しく地面に這いつくばるジャン・レノ。男性が女性に偉そうに説教するマンスプレイング描写はなし。クラブで娘たちと陽気に踊り、一方で、娘たちを娼婦呼ばわりした男をブン殴ってみせる、"新しい男らしさ"の提示。
父が死んだと聞かされて、初めてお互いの存在を知った異母姉妹のシスターフッドに注目。
かたや世界を股にかけて活躍するセクシーな女性詐欺師。かたやパソコン仕事が本業の見た目も冴えないフツーの女性。性格も体型も"仕事"の進め方も違うふたりがそれぞれ魅力的な女性として描かれる女性映画。
色仕掛けに際してコンドームが登場するなど、とことん女性目線でつくられたクライムコメディ。
サスペンスではなく、あくまでコメディとしておすすめ。
女性主人公で手に汗握るコンゲームものの傑作はまだ見つからない……2018年『オーシャンズ8』は上質なシスターフッド映画ではあったけれど、コンゲームものとしてはイマイチ……おすすめあったら教えてください。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
本棚登録 :
感想 :
