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みんなの感想まとめ
恋愛の盲目さと人間の愚かさを描いたこの小説は、主人公の河合譲治がカフェーの女給ナオミに惚れ込み、彼女を理想の女性に仕立てようと奮闘する様子を描いています。譲治の生真面目さとナオミの派手な生活が交錯し、...
感想・レビュー・書評
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痴人とは、ばかな人。おろか者。
ジョージがそれでいいなら、それでいいよ。
それが他人に笑われる結末でも。
これだけ、誰かに惚れ込むことができるなんて、むしろ素晴らしい。
ただ、途中、ナオミを殴ったのは、どうかと思うよ。最低だな。
うーん、ナオミも最低やけどね。
結局、ナオミのほうが賢かった。
下品な話のようで、上品な表現が秀逸。
面白かった。
巷に「ナオミズム」という言葉を流行らせたなんて、当時は谷崎潤一郎ブームが起きてたんだろうなぁ。 -
恋は盲目。この小説の主人公・河合譲治のこと。
真面目すぎるサラリーマンがカフェーの女給ナオミを妻にし、自分好みのレディに仕立て上げようなんて相手が間違ってますよ。
譲治さんの身の破滅っぷりは読者の誰もがたやすく想像できる。
ナオミの派手な異性関係、金遣いのあらさは譲治さんの生真面目さを思うとナオミに対して不快にはなるが、日本人離れした美貌のお蔭なのか、「まぁ譲治さん仕方ないよ。許してあげて。」という気持ちになってしまう不思議さ。
馬鹿にしたようなからかいがチャーミングに思えてしまうのは、根っからの悪女だからなのでしょうか。
「私自身はナオミに惚れているのですから、どう思われても仕方がありません。」
最後にこう締めくくるところをみると幸せ者なのでしょう。 -
ページをめくる手が止まらない。とても面白かった。
ナオミが本当に魔性の女。逆らえない穣治も穣治。どっちもやばいと思う。
話自体はいやらしい内容のはずなのに全然文章はいやらしくない。むしろ美しい。耽美派ってこういうことだなぁって思う。
一番すごいなと思ったのは、ナオミの描写。あれだけのことをやっている悪い女なのに、とても美しく感じる。世間一般から見れば最低な女なのに、許せてしまう。そこが谷崎潤一郎の文章力の為せる技だなぁと思った。 -
谷崎潤一郎…
ザ・純文学だと思って避けてました(知識不足)。
昼ドラみたいな内容でした。 -
純文学大好きだけど谷崎潤一郎は初の読了。以前何かを読んだけど挫折してた。
エロくてアブノーマルでイカレてて、でも大変読みやすい。
このポップさの匙加減が、国民的作家。
これからほかの作品を読むのがめちゃくちゃ楽しみ。 -
譲二がナオミに逃げられた時の描写がもう痛くて痛くて。こんなに精緻に、人の激情をありありと描ける小説家なんて他にいるのだろうか。
読後は打ちのめされたような…最高の毒書体験でした。
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人間臭さ全開の作品でした。
譲治とナオミ、男と女、人間と人間。
色々な目線があると思うけど、どうしてもナオミの心持ちだけは理解ができないと言うか、寄り添えないと言うか…
きっとナオミにとっても、譲治は大切な人のはずなのに
なんであそこまでって思っちゃいます。
ナオミと言う人間の心に優しさがありますように(TT) -
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オトコってなんやかんや言って、こういうナオミみたいなオンナに翻弄されちゃうのよね。
愛されてるわけでもないのに、跪き、身を粉にして尽くしてしまう。
最初は、中年男が15才の少女をいいレディに育て上げるつもりが、完全にナオミのペースに持ってかれていく様が、奇妙であり、おかしかった。
いつの時代もナオミのような女性は存在する。 -
まさに推し活!
推しには課金しちゃうよねー
100年前の小説なのに、読みやすい文章でした。 -
100年前の小説…!!ヤバい女のヤバさも男の愚かさも変わらないんだなと思った。人間の本質。。。
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かなり重い話だった。
名作なだけあって,昔の作品ながら今にも通ずるような箇所が多くあった。
特に、登場人物であるナオミが時間経過とともにどんどんと性格が変わっていく様子がとても丁寧にかかれていて、多感な青年期の変化が分かりやすく表現されていて圧巻だった。
更には、物事の上達には実践することが1番大事であり、自信も大切であることや、男の最初は相手を見くびって接していても結局は気付かぬうちに本当に実力が劣ってしまっている点は今の時代にも通ずる部分があると思う。
でもやはり、ナオミがあのように大胆不敵になってしまったことは個人的には悲しいし、ジョージも甘受するどころか、喜んで受けれいてしまっている点には時代にそぐわない言い方かもしれないが、女の強さ、強かさがあるなと感じた。 -
やな本ですわ
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思ったより読みやすく、そんなにかからず読めました。読みながらナオミのどこがいいんだ?、と譲治の入れ込みっぷりに疑問を持ちましたが、あんな感じで依存し合う関係は現代でもありそうに思います。
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