- 本 ・電子書籍 (153ページ)
感想・レビュー・書評
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太宰先生の気障セリフに驚きました…
せっかくなのでメモしておきました(笑)
著作権切れていますし…恋愛物が大丈夫な方はご覧ください(笑)
(苦手な方は読み飛ばし願います)
「死ぬ気で! 死ぬ気で恋愛してみないか」
「君は、僕を好きだよ」
「一生こうしていよう」
「愛しているからだよ」
「なんでも話してね。僕になんでも話してね」
「僕も一緒にとるよ。ごめんね、もう放さないよ。いい?」
「君のために生きてるんですよ。本当ですよ」
「僕の腕を継いでくれる人のいないのは悲しいね」
「愛している証拠だよ」
「ね、一緒に死のう。こんなにも信じているのに」
「どうして君と一緒にいると、安心なんだろうなあ。不思議だなあ」
「いつでもそばにいてくれないと苦しいんだよ」
「君の、そのウン、ていうの大好き」
「サッチャんに惚れちゃった」
「ごめんね、サッちゃんを頂きますよ」
一方富栄さんはかなり葛藤していたそうで自分の家族、津島家(太宰家)の家族に罪悪感を抱き苦しみながら太宰と恋愛をしている様子が伺えます。
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富栄と太宰が出会ってから死ぬまでの、富栄の愛と2人の足跡が書かれた日記。2人の関係はたかが1年と3ヶ月…愛情が最も強い時に一緒に逝った。これがもう少し長く付き合っていたら、1年、2年後だったら一緒には死んでなかったかも。当時富栄が殺したんじゃないかと言われていたそうだけど、実際手を下したという事ではなくお互いがお互いを死へ導いてしまったんだと思う。申し訳ないけどそういう(負に落ちていってしまうという)意味では2人は合わない。太宰には厳しく律してくれる美知子が最高のパートナーであるし(太宰はそこから逃げるけど)、富栄にはその美容の腕を活かせるように支えてくれるような人がベストだった。でもねぇ、惚れちゃったんだもんねぇ。どうしようもない太宰にー!ベタ惚れだもの。身銭切って尽くして尽くして、典型的なダメな男に堕ちるパターン。太宰ってほんと罪な男…。
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