モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book) [Kindle]

著者 : 尾原和啓
  • 幻冬舎 (2017年9月27日発売)
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モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)の感想・レビュー・書評

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  • 「僕は単なる公私混同をしているのではなく、人生そのものをプロジェクトとして捉え、そのなかに仕事と家庭があり、教育があり、さまざまな工夫や調整をしている、というイメージを持っています」「僕の勤務時間はだいたい(月)270時間です」。
      
    そう。こんな感じ。会社とかおカネに束縛されずにこの姿を実現するとなると、逆に若いうちに「没頭」して「意味合い」を徹底的にコツコツ追求して周囲から「有り難い」との評を得ねばならない。矛盾しているようだが、それが現実。あたりまえ。
      
    僕の周囲で会社とおカネの束縛を感じさせない軽やかな凄味を持つ人々は、例外なく労働基準法の埒外にいた経験をお持ち。
       
    然るに、新卒一括採用(純血主義)+残業禁止+業務を極める前に定期異動+終身雇用は保証せず+だけど副業は絶対禁止、という亭主関白な日本の大企業からの目線で、さらに一律に労働時間を減らそう、みんな一斉に月末の金曜の3時で帰らせよう、みたいな「改革」は、ほんとに中長期的には国益にも個人の幸せにも反すると思うんですよね。
      
    若い頃、仕事に没頭できる環境と、勉強に没頭できる機会の両方を与えてくれた前職には感謝してもしきれません。今後は僕の方から、「没頭」「意味合い」「良好な人間関係」を得られる環境
    を若手に提供していく所存。

  • 1985年生まれの私(32歳)は確かに「乾けない世代」だと思いました。上司の方とは仕事の価値観の違いに疑問を持っていましたが、この本を読んでこの疑問がスッキリしました。仕事で大切なことはお金だけじゃないって思っていましたが、この本を読んでさらに強く思いました。将来の生き方や働き方を考えさせてくれる本です。

  • 乾けない世代と括られる若い世代はどのような信条、心情で働いているのか?を知りたく、一気に読んだ(私は四十なかばのおっさん)。
    読み進めるうちに、自分自身の働き方、考えを考え直す、いいきっかけにもなった(変えようと思うこと、改めて変えずにいいのだ。ということ含め)。

  • オリジナルのものはなくて話をまとめてるだけ…ってあとがきに書いてたけど、全然知らなかった(思いもしなかった)情報がみっちりでびっくり!
    まさに乾かない世代(…に入ってると思っているの)だけど、これからの仕事の変化にも対応していける自信がちょっとついた。

  • おっさん世代とミレニアム世代(=乾けない世代)のマインドの違いを説き明かし、世代を越えて上手く交わる為のヒントを示唆するとともに、これからの不確実性の高い時代を生き抜くための考えかた(=偏愛を育てなさい!)を記した一冊。
    不足が周囲にたくさんあり、その不足を埋めることを渇望し、ガムシャラに働くことで社会全体の成長を実感し、その実感と個人の満足を重ね合わせてきた世代と、生まれ落ちた時から不足するものが無く、何かを渇望するような機会は特に無く、社会は停滞し成長を感じられない中で、会社組織よりも個のやりがいを重視する世代。生まれ育った時代・環境の違いが、そもそもの考えかたを異なるものにしている。どちらが良い悪いということはなく、そのような価値観の違いがあることを理解することが重要だって話は腑に落ちました。個人的には、ミレニアム世代とおっさん世代の丁度間ぐらいに位置するので、どちらの考え方もなんとなく分かるので、うまく両世代の懸け橋になれるように頑張ろう。

  • 今時の若者、これからの若者を理解するにはぜひっていう本ですね^^
    もちろん自分自身もですが・・

    "ライスワークををライフワークに自分が没頭できるためのお金とリソースを生み出すもの」と捉えてもいいでしょう。それくらい割り切って、平日は目の前の仕事に集中して、お金を稼ぐ。そして、帰宅後や週末になったら「ここからはライフワークの時間だ」と切り替え、好きなことや自分が得意なことに時間を投資し、磨いていく。”

    ”そうしていくうちに、「好き」が「得意」になり、「お金」になり、「世界が求めること」と合致してったとき、4つの点が重なり、「生きがい」で稼げるようになっています。そして、「ライフワーク」での稼ぎが、「ライスワーク」に頼らなくても良くなってきたころ、あなたが「生きがい」を追及して生きていく人生が本格スタートしていくのです。”

  • 40代の先輩、20代の後輩、30代の自分。どうも、仕事に向き合うスイッチが違う気がする。
    あの人は、なぜ給料が下がり忙しくなるベンチャーに転職するのだろう。
    みんなから感謝される仕事ほど、自分にとっては大変でもなんでもなかったりする。

    そんな、普段感じているモヤモヤがピースとなって噛み合い、大きな一つの絵として浮き出てくるような一冊。

    自己のモチベーションの源泉を客観視する、または周りの人間がなにをモチベーションとしているか慮る、そんな行動のきっかけになる必読の書。

  • ゆとり、さとり、ミレニアム…とさまざま呼ばれる団塊世代以降の若者たちの価値観の分析と、そんな世代の生き方の指針を提示しています。

    大きな考え方として、
    マーティン・セリグマン氏が唱える人間の5つの幸福(①達成②快楽③没頭④良好な人間関係⑤意味合い)を引用し、①②を重視する団塊世代に対して、③④⑤を重視する世代を「渇けない世代」と名付けて持論を展開しておられます。

    個人的には、渇けない世代の分析を掘り下げる内容を期待していたため、少し求めていた内容と違ったなあというのが正直な感想です。

    ※印象に残った引用
    --
    偏愛こそが人間の価値になる(P44)
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    たとえ「人工知能革命」が起きても、人は「有ることが難しい」ことにはお金を支払う。つまり、それは「仕事」として成立し続けるということです。(P72)
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    しかし、時代は変化することが当たり前となりました。昨今の米国では、このことを「VUCA」の時代と読んでいます。これは米国軍事大学が提唱し始めた造語で、Volatility(変動が大きく)Uncertainty(不確実で)Complexity(複雑に絡み合い)Ambiguity(曖昧)な時代に突入したということです。(P93)
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    Googleは2012年「プロジェクト・アリストテレス」と題して、生産性の高いチームに共有の要素は何なのかを分析していきました。「チームの作り方」「チームのなかのルール」など色々探しましたが、決定打が見つかりません。最後にいきついたのが、「お互いの心遣い、配慮や共感でした」(P148)
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    “人“として見られるから「心理的安全性」が生まれチャレンジが生まれる。(P148)
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    ありがとうの返事はおたがいさま(181)
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    Ikigaiの図(P227)

  • 幸福にを5種類に区分し、そのうち「達成」と「快楽」はこれまでのモチベーション、「没頭」「(信用から成る)人間関係」「意味合い」をこれからのモチベーションの要と定義。
    個人が、好きなことに「没頭」した結果得られる「信用」を通貨に自由に生きていく時代。
    ないものがなく「乾けない」世代は、あるものに新しい「意味合い」を見出すことに面白さを感じる。

  • ミレニアル世代の理解と組織開発の参考になった。

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