働く君に贈る25の言葉 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 仕事と家庭の両立を先頭切って実践したトップランナー佐々木常夫さんの若者に向けた本です。
    私は社会人25年目をむかえましたが、もっと早い時に読んでおけば良かったと後悔するほど素晴らしい内容でした。
    先日、そろそろ就活を視野に入れ始めた息子の誕生日にプレゼントしました。読んでくれると良いけどなぁ。オススメです!

  • 森岡毅の『苦しかったときの話をしようか』と似たようなものを感じた。実際に送った手紙ということで、受取人に対する想いや熱意がより強く伝わり、新社会人を迎える自分にとってもとても刺さる内容だった。

    中でも
    「プアなイノベーションより優れたイミテーション」
    「凡を極めて、非凡に至る」
    という部分は、就職活動を通じて少し見失っていた自分のあり方を思い出させてくれた。

  • 働く君に贈る25の言葉 単行本 – 2010/10/21

    ●自閉症の長男、病に倒れた妻……。過酷な運命を引き受けながら、数々の大事業を成功させ、社長に上りつめたビジネスマンの逆風をしなやかに生き抜く「仕事力」と「人間力」とは――。
    ●今、20~30代の若手ビジネスマンは、先行き不透明な将来に対する不安と閉塞感を抱えながら必死で頑張っています。
    ●そうした若者に、どう働き、どう生きるべきかを、苦難のビジネスマン人生を生き抜き、「本物の幸せ」を手にした佐々木常夫氏がやさしく説く一冊。
    ●将来、大きな仕事ができるようになるために若いうちに身につけておくべき「仕事の仕方」から、幸せを手にするための「生き方」まで、心にしみ込むような文体で書き綴っていただきました。
    ●若いビジネスマンはもちろん、それ以上の世代の方々の心にも響く言葉がたくさんつまっています。
    ●ご両親や上司からのプレゼントにも最適。仕事と人生に悩んだときに、心の支えになってくれる一冊です。

    1944年秋田市生まれ。1969年東京大学経済学部卒業、同年東レ入社。自閉症の長男に続き、年子の次男、年子の長女が誕生。初めて課長に就任した1984年に、妻が肝臓病に罹患。その後、うつ病も併発し、計43回に及ぶ入退院を繰り返した。 すべての育児・家事・看病をこなすために、毎日6時に退社する必要に迫られる。家庭と仕事の両立を図るために、「最短距離」で「最大の成果」を生み出す仕事術を極めるとともに、部下をまとめ上げるマネジメント力を磨き上げた。 そして、プラザ合意後の円高による業績悪化を急回復させる「再構築プラン」のほか、釣具業界の流通構造改革、3年間で世界各国に12件、計約1000億円の設備投資を実行するグローバルオペレーションなど、数々の大事業を成功に導く。 2001年、同期トップ(事務系)で東レの取締役に就任。2003年より東レ経営研究所社長、2010年に同研究所特別顧問となる。この間、妻の3度に及ぶ自殺未遂など幾多の苦難を乗り越えてきた。社長に就任した頃から妻のうつ病は回復に向かい、現在は快癒。強い絆に結ばれた家族と幸せな生活を送っている。 経団連理事、政府の審議会委員、大阪大学客員教授などの公職も歴任。「ワーク・ライフ・バランス」のシンボル的存在である。 著書に『新版 ビッグツリー』『部下を定時に帰す仕事術』『そうか、君は課長になったのか。』。



    仕事の優先度を理解する
    2013年9月21日記述

    東レの特別顧問の佐々木常夫さんの本。

    仕事術というより仕事に取り組む上での考え方を説いている。
    内容的に他の方の自己啓発本等と類似しているものもある。

    個人的になるほどと思ったのは
    よい習慣は才能を越える・・例としては早めの行動。
    仕事の優先度を理解する→適切な力の入れ方をする。

    上司との良い付きたい方

    1.上司の注文を聴く→何を期待しているのかを折に触れて聴く
    2.上司の強みを知ってそれを活かす→上司の強みを知り研究する
    3.上司への報告やコミュニケーションの仕方は、その人に最もすさわしい方法を選択する。
    →日々情報が欲しい人、口頭での報告を好む人、文書で報告して欲しい人・・・
    それぞれの特性に合わせる。
    4.上司を驚かせてはならない→何か問題が起きそうな兆候があれば必ず事前に報告する。
    悪い情報ほど早く上司に報告する。

    素の自分で生きる。目の前の仕事に真剣になる。

    自己啓発本で内容がかぶるのは已む得ない。
    一つでも自分にとって参考になるものがあれば良い。

  • ビジネスは予測のゲーム
    仕事はその結果が形となって残る。
    目の前の仕事をしっかりやる。⇔徐々に大きな仕事になる。35際までにその人の成長角度が決まる。⇒志をもって仕事に取り組め!!
    その仕事で一番をとれば、誰も放っておかない。今の職場をよくするために考え、動く。
    それでもなお:他人から裏切られ、ねたまれ、軽んじられることもある。それでも他人のために良いこと、成功、良いこと、正直であること。大きな広い心を持つこと。それでもなお行動を続けることで人として成長できる。
    努力を続けることで成長ができる。ひたむきな努力が年齢をとっても成長につながる。
    仕事で成果を出すために、「よい人の仕事のやり方を学ぶ」こと。アクションに落とし込むこと。
    良い習慣を当たり前。例えば、時間厳守・挨拶。
    行動を起こす前に考えること。リスト化しておきこなしておくこと。
    より高い制約を自らに課すこと。たとえば早めのデッドライン、求められている以上の水準に仕上げる。
    やることを書いておくことで抜けがなくなる。いわれたことをメモすることで記憶に残る。
    本物を知る。
    失敗:その原因や回避方法を考え、対策を打ち、次回の挑戦につなげる。
    今いる職場が合わないと感じるのなら、自分が変えるチャンスになる。
    信頼こそ最大の援軍⇒誠実か?人を助けているか?うそはついていないか?信頼があることで仕事の手間は大幅に短縮される。

  • こちらが思っていたよりも若干若者向けの内容だったので、自分には合わなかった。

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著者プロフィール

秋田市生まれ。株式会社佐々木常夫マネージメント・リサーチ代表取締役。
69年、東京大学経済学部卒業後、東レ株式会社に入社。家庭では自閉症の長男と肝臓病とうつ病を患う妻を抱えながら会社の仕事でも大きな成果を出し、01年、東レの取締役、03年に東レ経営研究所社長に就任。内閣府の男女共同参画会議議員、大阪大学客員教授などの公職も歴任。「ワーク・ライフ・バランス」のシンボル的存在である。
著書に『ビジネスマンが家族を守るとき』『そうか、君は課長になったのか』『働く君に贈る25の言葉』『リーダーという生き方』『働く女性たちへ』(以上、WAVE出版)、『ビジネスマンに贈る生きる「論語」』(文藝春秋)『それでもなお生きる』(河出書房新社)『実践・7つの習慣』(PHP研究所)『上司の心得』(角川新書)『50歳からの生き方』(海竜社)などがある。
2011年ビジネス書最優秀著者賞を受賞

「2022年 『佐々木常夫手帳 2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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